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[米国]
シスコのチェンバース氏が会長兼CEOに内定

(2006年06月09日)

米国シスコシステムズの会長兼CEOへの昇格が内定したジョン・チェンバース氏

 米国シスコシステムズは6月8日、年次株主総会が開かれる11月15日付けで、同社の社長兼CEOのジョン・チェンバーズ氏が会長兼CEOに昇格することを明らかにした。前日のシスコの定例取締役会で満場一致で承認された。

 チェンバーズ氏は同社のCEOを引き続き務めるが、ジョン・モーリッジ氏から会長職を引き継ぐ。一方、前CEOで1995年から現職にあったモーグリッジ氏は名誉会長に退き、シスコ財団の慈善活動に専念する。

 チェンバーズ氏の会長就任に伴って社長職は空席となるが、広報担当者のテリー・アンダーソン氏によると、同社では社長の役割について時間をかけて再検討を進めていくとしている。

 チェンバーズ氏は、ネットワーク機器業界をリードしてきた息の長い経営者である。1995年(11年前)に同氏がシスコのCEOに就任して以来、この業界は空前の好況と深刻な不況、整理統合などさまざまな局面を経験してきた。最近では景気も回復し始めているが、シスコはこうした業界変動のほとんどにうまく対応し、売上高を約12億ドル(1995年度)から248億ドル(2005年度)に伸ばした。シスコの時価総額は、同氏のCEO就任当初は約104億ドルにすぎなかったが、現在では約1,210億ドルに達している

 チェンバーズ氏の指揮の下で、シスコは企業データ・ネットワーク向け以外に事業を拡大し、通信事業者向けインフラ、VoIP、一般消費者/小規模企業向けのネットワーク製品やその他の分野にも進出した。

 チェンバーズ氏は、IBMとワング・ラボラトリーズの営業畑でキャリアを積み、1991年にシスコのワールドワイド・セールス&オペレーションズ責任者として迎えられた。ウェストバージニア大学から法学の学位と経営学士号を、インディアナ大学から経営管理学の修士号を取得している。

(スティーブン・ローソン/IDG News Service サンフランシスコ支局)






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