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第2回 PLC【Power Line Communication】
(2005年06月18日)
電力線を用いた高速通信技術
日常使われている電力線を用いて高速通信を行う技術が「PLC(電力線通信)」である。100V(50/60Hz)の電力線に高周波信号を重畳させることにより、論理的には数Mbps〜数百Mbpsの双方向通信を可能にするとされている。
具体的な利用方法としては、電気コンセントに、PLCモデムと呼ばれる通信用アダプタを設置してPCなどを接続する。すでに建物内に敷設してある電力線をネットワークとして利用するため、新規配線が不要というメリットがある。
現在、PLC-J(高速電力線通信推進協議会)や、松下電器産業、三菱電機、ソニーの3社によるアライアンス「CEPCA(CE-Powerline Communication Alliance)」(仮称)などの業界団体が設立されており、実用化のための研究や、相互接続仕様の確立に向けた取り組みが進められている。
PLCは、主に構内通信で利用することが想定されているが、インターネット接続のためのラストワンマイル回線として使用する「電力線インターネット」などの研究も進められている。ただし、電力線は高周波の電気信号を送信することを想定した設計がなされていないため、ノイズに脆弱であることや、漏洩した電磁波がアマチュア無線などに影響を与えるという指摘もされている。
| ●PLCネットワークの概要図 |
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