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[米国]
スカイプ、Skype 3.0のベータ版を公開
(2006年11月09日)
| 「Skype 3.0」ベータ版 |
ルクセンブルグのスカイプ・テクノロジーズは11月8日、インターネット電話ソフトの新版となる「Skype 3.0」のベータ版を公開した。
Skype 3.0は新たに、Webページ上の電話番号を自動的に認識する機能を備える。これは「Click-to-call」と呼ばれるもので、ユーザーは有料のSkypeOutサービスを利用して、それらの番号あてに電話をかけることができる。
また、Skype 3.0ではコミュニケーション機能も強化された。音声会話用の「Skypecasts」とテキスト・チャット用の「Public Chats」がそれである。これらはいずれも、大勢のユーザーが共通の話題について議論したりする場合に利用できる。
さらに、すばやくコマンドを実行できるようにするため、ユーザー・インタフェースが改良された。管理者向けとして、ユーザーへのSkypeの配備をリモートで行える機能も追加されている。
2003年8月に設立され、2005年に米国イーベイに買収されたスカイプは、インターネット電話ソフトの分野で第一人者とも言えるベンダーだ。スカイプによれば、登録ユーザー数は200カ国で約1億3,600万人に上り、毎日約25万人ずつ増加しているという。今年の収益は、前年の3倍以上に当たる1億9,500万ドルを見込んでいる。
11月7日にサンフランシスコで開催されたコンファレンス「Third Annual Web 2.0 Summit」で、スカイプのCEO兼共同創立者であるニクラス・ゼンストロム氏は、「今回のアップグレードは、オンライン・コミュニケーションの多様化を図り、インターネット電話以外の収益源を確保するという当社の戦略に沿ったものだ」と語った。通話料金は今後も下がり続け、いずれは無料になることが予想されるため、「電子商取引や広告といった他の収入源を確保する必要がある」(ゼンストロム氏)という。


