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[米国]
スリーコム、「Open Services Networking」戦略を発表――Linuxベースでネットワークの構築を支援

(2007年01月31日)

 米国スリーコムは1月29日、Linuxベースのモジュールを中心にネットワーク環境を構築する「Open Services Networking(OSN)」戦略を発表した。同戦略は、オープンソース・ソフトウェアを提供するベンダーなどとの協力の下、幅広いサービスをネットワーク環境に盛り込んで顧客に提供しようというものだ。

 スリーコムのCEO(最高経営責任者)、エドガー・マスリ氏は、「OSNはネットワーク・イノベーションのイニシアチブ的な役割を果たすことになるだろう」と、同社のWebサイトでコメントしている。

 同社では、OSN戦略に賛同するベンダーやオープンソース・コミュニティとの関係強化を目的としたパートナー・プログラム「3Com Open Network」を同日始動したことも発表した。

 OSNの中核を担うLinuxベースのモジュールは、同社が提供するエンタープライズ向けルータ「Router 6000」ファミリに対応。また、同モジュールは複数のオープンソース・ソフトウェア・パッケージもサポートしている。マルチルーター対応のトラフィック測定ツール「Nagios」や、SLA(Service Level Agreement)リポート・ツール「NTOP」、パケット取得/プロトコル分析ツール「Wireshark」などがそれに当たる。

 同社ではさらに、侵入検知システム「Snort」やアプリケーション最適化ツールなどのオープンソース・ソフトウェア・パッケージを年内中にサポートしたいとしている。

 スリーコムのOSNルータ担当製品マネジャー、アンドリュー・ブロンソン氏は、「オープンソースを採用することで、アプリケーション・サービス・プロバイダーやインテグレーターは、顧客向けにカスタマイズしたサービスを提供できる」と、OSN戦略の優位性が顧客ニーズに柔軟に対応できる点にあることを強調した。

 なお、「Router 6000」ファミリ向けの最初のモジュールは、29日より4,495ドルで提供が開始されている。今後は各社のルータ製品に対応したモジュールも継続してリリースされる予定だという。

 すでに、米国EMCの子会社で仮想化ソフトウェア最大手のヴイエムウェアや、法令順守に特化したネットワーク・セキュリティ・ソリューションを提供する米国ベリセプト、ネットワーク異常検地ツールを提供する米国キューワン・ラボ、音声/ビデオ・データを統合する米国コンバージド・アクセスなどが、OSN向けアプリケーション・セットの提供を表明している。

(マット・ハンブレン/Computerworld オンライン米国版)






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