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カネパCEO、「新生エクストリーム ネットワークス」をアピール
「ExtremeXOSに備わる可視化機能と制御機能が最大の強み」と強調
(2007年02月16日)
エクストリーム ネットワークスは2月16日、東京都内のホテルで事業戦略説明会を開き、来日したCEO(最高経営責任者)のマーク・カネパ氏、日本法人代表取締役社長の井戸直樹氏らが、同社のビジョンや今後の注力分野、同社製品に備わる機能などについて説明を行った。
カネパ氏はサン・マイクロシステムズ、ヒューレット・パッカード(HP)などで要職を務めた後、2006年8月にエクストリームのCEOの職に就いた。同社が創業10周年を迎えたタイミングでの就任であり、「エクストリームの次の10年」を担うリーダーとして迎え入れられた格好だ。
| 米国エクストリーム ネットワークスCEOのマーク・カネパ氏 |
「CEOを任せられてまだ6カ月だが、私は30年間、コンピュータ業界の荒波にもまれながら経験を重ねてきた。近年のエクストリームは少しおとなしすぎたのかもしれない。よりすぐれた製品の提供に向けていろいろなことを変えていきたい」(カネパ氏)
カネパ氏は、エクストリームのミッションを、「複雑化したネットワーク・インフラを運用する企業とサービス・プロバイダーに対して、データ通信/通話/ワイヤレス通信の3つの通信形態を統合可能なコンバージド・ネットワークを提供すること」と説明。そして、このミッションの実行にあたってコアとなる技術として、可視化機能と制御機能の2つを挙げた。
「新世代製品に搭載されているExtremeXOS 11.6に備わる高度な可視化機能と制御機能が、顧客企業のネットワーク運用をよりシンプルなものにする。これが競合に対する最大の強みであり、エクストリームのビジョンである」(カネパ氏)
ExtremeXOS 11.6は、2006年12月に発表されたモジュラー型ネットワーク・デバイス用OSの最新バージョンで、現在、同社のミッドレンジ/ハイエンド向けスイッチ/ルータ製品に搭載されている。エクストリームによると、同社は今後、ローエンドからハイエンドに至る同社のすべてのスイッチ/ルータ製品に同OSを搭載する計画にあるという。
また、カネパ氏によれば、現在、エクストリームの顧客は、「キャリア(通信事業者)などサービス・プロバイダーが25%、エンタープライズ(サービス・プロバイダー以外の一般的な企業)が75%」(同氏)という比率になっているという。この点について同氏は次のように説明した。
| エクストリーム ネットワークス代表取締役社長の井戸直樹氏 |
「複雑化したネットワークの運用をシンプルにすることに長けているエクストリームの製品は、サービス・プロバイダーにより向いていると言える。当社の事業における成長の度合いも、サービス・プロバイダー向け事業のほうが2、3倍速いかもしれない。ただし、市場規模はエンタープライズのほうがはるかに巨大であり、大きなチャンスがあると見ている」
カネパ氏に続いて、日本法人を率いる井戸氏が国内市場での戦略を説明した。同氏は、これまでネットワーク業界は厳しい風にさらされてきたが、今後、ユーザー企業の目が再びネットワーク・インフラに向くだろうと語った。
「今日、仮想化技術を駆使したサーバ統合プロジェクトが注目されている。こうしたプロジェクトが一段落した企業の多くは、次のプロジェクトとして、ネットワーク・インフラの再構築を検討することになるだろう。ようやくインフラに手をつけられるようになるというわけだ」(井戸氏)
| 説明会では、ExtremeXOS 11.6に備わる「ユニバーサル・ポート」機能のデモが行われた |
(河原 潤/Computerworld)


