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[米国]
消費者団体がFCCに無線周波数帯オークションの条件変更を要求
ブロードバンド・プロバイダーの独占解消に向け
(2007年04月06日)
「Save Our Spectrum Coalition(周波数帯救済連合)」を組織する米国の消費者6団体は4月5日、米国連邦通信委員会(FCC)に意見書を提出し、2008年に予定されている無線周波数帯のオークションに大手ブロードバンド・プロバイダーの競合企業が参加できるよう条件を変更することを要求した。
FCCは、米国のテレビ放送業界がアナログ放送からデジタル放送に移行するのに伴って手放すことになっている700MHz周波数帯のうち、上位の60MHz幅を2008年初めにもオークションにかける予定だ。
米国消費者連盟のシニア政策アナリスト、ジェニーン・ケニー氏によると、6団体は、既存の有線/無線ブロードバンド事業者の入札を禁止するか、あるいは子会社を通じた入札を義務づけることを求めている。また、オークションにかけられる60MHz幅のうちの半分を、ブロードバンド・プロバイダーの競合企業に低額で割り当てることを要求しているという。
700MHz周波数帯は無線ブロードバンド・サービスに適しているとされており、オークションにかけられる60MHz幅の落札額は100億ドル規模になると見られている。ちなみに、700MHz周波数帯のうち別の24MHz幅は保安機関向けに確保されている。
ワシントンのシンクタンク、ニュー・アメリカ・ファウンデーションで無線将来計画担当ディレクターを務めるマイケル・カラブレーゼ氏は、Save Our Spectrum Coalitionのコンファレンスで、「利用価値の高い周波数帯の大規模なオークションは、これが最後になるだろう」と述べた。
同氏によると、700MHz周波数帯は他の周波数帯に比べて4倍の地理的面積をカバーできるほか、信号は従来のWi-Fiなどに比べて木やビルなどの障害物の通過率が高いという。
(グラント・グロス/IDG News Service ワシントン支局)
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