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[北米/欧州] 【フォレスター調査】
IP電話への移行が本格化――関連予算は拡大傾向に

半数以上の企業は「数年以内に完全移行する予定」と回答

(2007年09月04日)

 米国フォレスター・リサーチが先ごろ発表した、IP電話に関する調査リポートによると、多くの欧米企業は現在、IP電話関連の支出を増加させているという。フォレスターは「IP電話への移行は時間がかかるため、この傾向は今後数年間継続する」と予測している。

 この調査は、北米と欧州に拠点がある企業の、固定電話に関する決定権を持つ管理職516人を対象に行ったものである。

 それによると、半数以上(54%)の企業が、「今後数年以内にIP電話への移行を完了させる予定」で、「IP-PBXシステム関連の予算を増額している」と回答したという。

 フォレスターは、企業がIP電話の導入に積極的になっている理由として、IP電話の信頼性が向上したこと、導入コストが以前と比較して値下がりしていること、モバイル環境で仕事をする社員が急増したことなどを挙げている。

 リポートによると、回答者のうち、北米を拠点とする企業の約4分の1は、すでにIP電話を全面的に導入したと回答している。ちなみに、昨年の同時期に実施した同様の調査では、IP電話を全面的に導入したと回答した企業は、わずか14%だったという。

 また、同じく北米を拠点とする企業の24%は、現在IP電話の導入を推進していると回答し、その中の約30%は、IP電話の評価/テスト運用を実施中であると回答した。

 一方、2007年度内にIP電話(IP-PBXシステム)を導入する計画がないと回答した企業は、4分の1以下だった。

 リポートの中でフォレスターは、IP-PBXシステムの導入を検討している企業に対し、ユニファイド・コミュニケーションを提供できるベンダーを選定するよう勧告している。また「従来のPBXシステムからIP-PBXシステムに完全に移行するには、5年程度かかる」としたうえで、「企業のITマネジャーは、(5年間で必要になる)すべてのコストを計算し、導入予算の立案をする必要がある」と指摘している。

(デニス・ドゥビー/Network World オンライン米国版)





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