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[国内]
ブロケード、データセンターの最適化を図る新アーキテクチャを発表

サーバ統合が進むデータセンターの性能向上を支援とアピール

(2007年10月24日)

ブロケードCTO ダン・クレイン氏

 ブロケード コミュニケーションズ システムズは10月23日、データセンターの運用コストの削減や性能向上などを支援する、新しいデータセンター・ネットワーキング・アーキテクチャ「Data Center Fabric」(DCF)を発表した。

 DCFは、ブロケードが持つSAN(Storage Area Network)に関するノウハウを生かし、データの分散防止やデータセンターの性能向上、リスクの低減などを支援するためのアーキテクチャ。その主な特徴には、アプリケーション主導型、ポリシー・ベースの自動化、投資の保護などがあるという。

 アプリケーション主導型とは、アプリケーション・ファイルをデータセンターのどこに移動させてもアクセスが可能になることを指す。これにより、データセンターの信頼性を確保することを目指す。

 ポリシー・ベースの自動化とは、暗号化、バックアップ、レプリケーションなどのサービスを、企業の業務ポリシーに沿って自動的に実行する機能を指す。この機能により、必要なときだけインフラが利用されるようになるため、データセンターのリソースとコストを制御できる。

 投資の保護とは、DCFの構築に企業の既存のサーバ、ストレージ、SANなどが活用できることを指す。これにより、新しいシステムと既存システムをシームレスに統合することを目指すとともに、さまざまなベンダー製品間の互換性や、システム停止のリスクなどの問題を低減する。

 ほかにもDCFには、データセンター内にあるサーバやネットワークなどのコンポーネントを最適化する機能や、サーバなどの仮想化環境をより柔軟に活用する機能などが備わっている。特に後者では、ユーザーからの要望が取り入れられているという。

ブロケードのSANダイレクタ「Brocade 48000」

 発表のために来日したブロケードのCTO(最高技術責任者)、ダン・クレイン氏は、DCFについて、「データセンターの整理統合が世界中で加速している一方、ユーザー企業からは処理速度の向上を求める要望が多い。それらにこたえるのがDCFだ」と語った。

 なお発表会では、DCFを実現するための製品の1つとして、10月15日に新機能の追加が発表されたSANダイレクタ「Brocade 48000」の紹介も行われた。新機能では、8Gbpsのファイバ・チャネル(FC)に対応し、ブロケードが買収したマクデータ製品群との相互接続性が確保されている。なお、SANダイレクタとは、電源などを2重化して可用性を高めたFC用の大規模スイッチ。

 ブロケードは今後も引き続き、DCF関連製品を発表していく。2008年上半期には、大規模なサーバ仮想化を実現し、FC、FCoE(FC over Ethernet)、DCE(Datacenter Ethernet)、iSCSIなどの複数のネットワーク・プロトコルに対応可能なデータセンター・スイッチ「Brocade DCXバックボーン」を投入する予定だ。

(高山哲司/Computerworld)






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