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[国内]
NEC、業務サーバと連携可能なIP電話端末を発表
ユニファイド・コミュニケーション製品群強化の一環としてソフトフォンも同時に発表
(2007年11月19日)
NECとNECインフロンティアは11月19日、両社のユニファイド・コミュニケーションに対する取り組みを説明するとともに、5.7インチのカラー液晶ディスプレイを搭載したIP電話端末(ハードフォン)の「UNIVERGE IP Phone DT750」と、ソフトフォンの「UNIVERGE Soft Client SP350」を発表した。
| NEC執行役員常務の谷岸一善氏は「シームレスなコラボレーション環境を実現するためには、ユニファイド・コミュニケーションは不可欠だ」と強調した |
両製品は、同社のSIP(Session Initiation Protocol)対応テレフォニー・サーバ「UNIVERGE SV7000」と連携させて利用する。NECは「UNIVERGE IP Phone DT750とUNIVERGE SV7000を既存の業務サーバと連携させることで、これまでPCなどからしか利用できなかった業務システムを、固定電話機のディスプレイから利用することが可能となる」としている。
会見冒頭、NEC執行役員常務の谷岸一善氏は、「企業システムは今後、ビジネス・プロセスの改善、運用コストの効率化、IT/ネットワーク・インフラの強化、情報共有/コミュニケーションの強化が必須となる。そのためには、ITのビジネス・プロセスとコミュニケーションが一体化しなければならない。それにはユニファイド・コミュニケーションの導入が不可欠だ」と訴えた。
NECは、この分野においては、「SOC(Service Oriented Communications)」というコンセプトを打ち出している。これは、ビジネス・プロセスに応じて業務システムが利用者の状況を認識し、最適な手段でリアルタイムのコミュニケーションを実現するというものだ。今回発表されたUNIVERGE IP Phone DT750とUNIVERGE Soft Client SP350も、SOCを実現するための製品として位置付けられている。
UNIVERGE IP Phone DT750はタッチパネル対応で、バーコード、QRコードなどの表示が可能。ディスプレイに表示させたQRコードを携帯電話で読み取ることもできる。またXMLオープン・インタフェースを採用しているので、XMLアプリケーションの利用が可能だ。なおXMLアプリケーションの開発はパートナー・ベンダーと協業して行う。同社によると、パートナー・ベンダーを支援するための実行/運用環境、およびソフトウェア開発キットを提供する予定だという。
| ディスプレイに表示させたQRコードを携帯電話に取り込み、情報を共有することもできる。ターゲット・ユーザーは、ホテルなどの大規模施設を想定している |
一方、UNIVERGE Soft Client SP350は、Windows OSに対応したソフトフォンで、最大8名までのビデオ会議が可能。会議中に特定の相手とのみ会話できる機能や、Wordなどの資料をドラッグ&ドロップで配布できる機能、共有したドキュメントに一時的に書き込みができる機能なども備わっている。
価格はUNIVERGE IP Phone DT750が1台9万8,000円、UNIVERGE Soft Client SP350が10ユーザーで15万円(1ユーザー当たり1万5,000円で追加可能)で、2008年1月末からの出荷を予定している。
販売目標について谷岸氏は、「2010年度に全世界でUNIVERGE IP Phone DT750は60万台(うち国内30万台)、UNIVERGE Soft Client SP350は60万ライセンス(うち国内10万ライセンス)を目指したい」とコメントした。
(鈴木恭子/Computerworld)
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