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[米国]
Verizon Business、新サービスでVoIP移行支援を強化

IP PBX管理サービスやIPトランキング機能などを発表

(2007年12月13日)

 米国Verizon Businessは12月10日、VoIPシステムへの切り替えを容易にするよう設計された一連の新製品を発表した。IP電話プラットフォームでPBXシステムを管理するサービスや、企業ユーザーのVoIP移行を促進するIPトランキングなどを提供する。

 今回発表された製品の中で中心となるのは、NortelのIP電話プラットフォームを使って企業内のPBXシステムを管理/監視することができるManaged IP PBXサービスだ。この管理サービスを使えば、ファインドミー/フォローミー(個人のスケジュールや事情に応じて電子メールや音声メール、携帯電話などに連絡する機能)などの先進的な音声アプリケーションを導入することができる。

 また、このサービスにより、音声や電子メール、SMSシステムを統合し、着信メッセージに優先順位を付けてユーザーのデバイスに送るといったことも可能になる。Verizon Businessでは、すべての機能を備えたサービスとともに、システムのパフォーマンスとセキュリティを管理するサービスも提供する予定で、来年以降に利用できるようにするという。

 Verizon Businessのシニア・バイスプレジデント兼CMO(最高マーケティング責任者)、ナンシー・ゴーファス(Nancy Gofus)氏は、「顧客の多くは、音声やデータ通信のインフラストラクチャをIPで近代化したいと考えており、その際生じる複雑な問題に対処するための手段として管理サービスを検討している。IPへの転換が進むなか、このサービスは当社にとっても重要な事業になっている」と語った。

 Verizon Businessは、企業ユーザーのVoIP移行を支援するよう設計された新しいIPトランキング機能も発表した。同機能には、(1)トラフィック需要の高い場所で帯域幅を追加するため、特定の場所でトランク容量を拡大できるBurstable Enterprise Shared Trunks、(2)プライベートIPにEthernetアクセス機能を付与する機能(Verizonでは、VoIPへの単純で効果的な移行パスを提供可能としている)、(3)Inbound Failover機能(予想外のサービス中断が生じたとき、異なるIPアドレスに通話を自動転送することで、従来のPSTNを使った手動通話転送機能を強化する)、などが含まれている。

 Verizon Businessのトランク共有技術について、米国の調査会社IDCのリサーチ・マネジャー、ウィリアム・ストフェガ(William Stofega)氏は、「他に類を見ないもの」と高く評価。またトランク拡張機能についても、企業にIP環境への切り替えを促す新たな要因になるとの見方を示した。

 Verizon Businessは昨年来、VoIPへの移行を促す各種のサービスや機能を相次いで発表した。その中には、電話回線が24本以下のサイトで、重要なアナログ・システムを維持しながら同一回線で音声とデータ・サービスを提供する統合システムへの移行サービス「IP Flexible T-1」も含まれている。

(Brad Reed/Network World米国版)






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