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[米国]
サン、Sun Gridを披露/Java Enterprise Systemを刷新
(2005年02月02日)
米国サン・マイクロシステムズは、グリッド型のコンピューティング・リソースを1 CPU当たり1時間1ドルで提供するプランを拡張し、Sun Gridラインの全製品を提供する計画だ。それには、ストレージを1GB当たり1カ月1ドルで提供することも含まれる。さらに、グリッド・ベースのデスクトップ商品や開発者向けの商品の投入も計画しているという。
2月1日に報道関係者とアナリストを集めて本社で開催したイベントで、サンの社長兼COO(最高執行責任者)のジョナサン・シュワルツ氏は、文字通り、巨大なスイッチを入れ、「これはSun Gridの除幕式です」と宣言して、新商品を披露した。
ただし、大半の顧客が、サンの新しいグリッド商品を試せるのは数カ月後である。サンは当初、今年第1四半期のうちに 1 CPU当たり1ドルのプログラムの提供開始を予定していたが、それは現時点では限定トライアルのみで提供され、一般提供の開始は5月の予定である。
サンのユーティリティ・コンピューティング担当シニア・ディレクター、アイスリング・マクラネルズ氏によると、サンのグリッド商品を購入可能な地域センターが今後数週間のうちに6つ開設される(一部のセンターは、6社のパイロット版テスターがすでに利用している)。顧客は、サンまたはサンのパートナーが運営するこれらのセンターで、UltraSPARCまたはOpteronプロセッサ・ベースのシステムにアクセス可能になる。サンは施設をリースするかパートナーと協力して、グリッド処理容量を拡張していく。
デスクトップ版のグリッド商品は、今年中旬に投入予定であり、採用先として想定されているのは、加入者に提供する安価で使いやすい端末を求めているインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)だという。同時期に、開発者向けの商品も提供を開始する予定だ、とマクラネルズ氏は述べた。
シュワルツ氏は、サンのコンピューティング・リソースが現在の石油や電気と同じように取り引きされる日がいずれ来るかもしれないと示唆した。また同氏は、「木曜日には、いくつかの非常に大規模な組織が、サンとともに、非常に興味深いトレンドを発表するのでご注目を」と、同社のグリッド部門が3日に予定している発表に言及した。
同じく2月1日にサンは、同社のネットワーク・サービス・ソフトウェア・パッケージ「Java Enterprise System」の最新版と、その一部から構成されているミドルウェア・スイート群の提供開始を発表した。
最新版の「Java Enterprise System Release 3」には、Java System Identity Manager、Sun Java System Portal Access、N1 Grid Service Provisioning Systemなどの新ソフトウェアが含まれる。同製品の価格は、3月いっぱいまで100ドルで、4月1日からは140ドルという。
「Sun Java System Suites」と呼ばれる新スイート群は、サービス指向アーキテクチャ(SOA)やコラボレーションなどの、特定のビジネス上の課題・目的に的を絞って設計されている。各スイートは、1従業員1人当たり50ドルの年間サブスクリプション料金で使用でき、Java Enterprise Systemの従来の一枚岩的なパッケージよりも、規模が小さめな企業顧客のニーズに合っている。
米国ヤンキー・グループのシニア・アナリスト、ダナ・ガートナー氏は、1つのサーバのパッケージを一連のスイートに分割したことで、ミッドレンジのユーザーがJava Enterprise Systemへ段階的に移行することが可能になると述べている。
(IDG News Service)



