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マルチコア・コンピューティング
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[台湾]
【IDF 2008 Taiwan】
インテル、次期Atomでグラフィックス性能を強化――AMDのFusionに対抗へ
Atomコアとグラフィックス・エンジンを単一チップ化
(2008年10月23日)
米国Intelは、10月20-21日に台北で開催された「Intel Developer Forum(IDF)2008 Taiwan」で、低価格のノートPC/デスクトップPC向けプロセッサ「Atom」のグラフィックス性能を強化する計画を明らかにした。来年にリリースが予定されている米国AMDの「Fusion」に対抗する。
Sumner Lemon
IDG News Serviceシンガポール支局
Lincroft内蔵のPineviewチップセットは来年後半にリリース
今回明らかにされたIntelの新たなチップ・パッケージは「Pineview」(開発コード名)と呼ばれ、来年後半にリリースされるもよう。Pineviewには、Atomコアとグラフィックス・エンジンを単一チップ上に統合した「Lincroft」(同)ベースのプロセッサが内蔵される。Lincroftは、Intelが計画中のMID(Mobile Internet Devices)向け次期プラットフォーム「Moorestown」(同)に搭載されるSoC(System On a Chip)である。
IntelのAtom担当プリンシパル・アーキテクト、ベリアッパ・クッタナ(Belliappa Kuttanna)氏は、IDF Taiwanの会場でIDG News Serviceの取材に応じ、Pineviewで採用される次期Atomプロセッサ・コアの大部分は現行のAtomチップとほぼ同じだとしながらも、消費電力量はさらに引き下げられると説明した。
「SoC環境下では、サブシステム(CPUとのインタラクションを伴うグラフィックスやディスプレイなど)の電力消費を効率的に管理することが可能になる。われわれはそこに目をつけ、必要なメカニズムをLincroftに追加していった」(クッタナ氏)
次期Atomプロセッサにはメイン・メモリと直接接続する統合メモリ・コントローラも装備され、システム・パフォーマンスの強化が図られる。
Intelの計画は、単一チップ上でプロセッサ・コアとグラフィックス・エンジンを統合したAMDのFusionシリーズに対抗したもの。Fusionプロセッサの第1弾リリースは来年に予定されている。
AMDは、11月3日開催予定のアナリスト向けコンファレンスで、低価格ノートPC向け製品ロードマップの詳細を発表する。2009年にリリース予定のFusionシリーズでは、Atomへの対抗策として、AMDのさまざまなプロセッサにグラフィックス機能が追加されるもようだ。
Intelのほうは、「Nehalem」(開発コード名)シリーズの一部モデルにもグラフィックス機能を統合する計画を明らかにしており、2009年末もしくは2010年初めに市場に投入される見通しとなっている。ただし、来月リリースされるNehalemの第1弾となるデスクトップPC向けチップ・シリーズにはグラフィックス機能は含まれない。
クッタナ氏は、Pineviewのグラフィックス技術に関する質問に対して、Intelの「G45 Express」チップセットで使われた統合型グラフィックス・プロセッサ「Intel Graphics Media Accelerator X4500HD」は採用していないと答えるにとどめ、それ以上の詳細は明らかにしなかった。Pineviewには高画質ビデオ対応ハードウェア・デコーダも含まれるという。
| IDF 2008 Taiwanでの1コマ。学生を対象にした科学フェア「Intel International Science and Engineering Fair 2008」で、最高賞に当たる青年科学賞を受賞した台湾のYi-Han Su氏(左)と、Intelのシニア・バイスプレジデント、Anand Chandrasekher氏 |
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高度なゲーム/グラフィックス処理に照準。リリースは2009年以降



















