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[国内]
米国IBMの仮想化技術担当VP、「仮想化技術導入の4ステップ」を示す

(2005年03月17日)

IBM バーチャリゼーション・ソリューション担当バイスプレジデント、ナイジェル・ダッソー氏

 日本IBMは今年3月17日、仮想化技術に関する説明会を開催した。仮想化技術分野の米国担当者である、IBMバーチャリゼーション・ソリューション担当バイスプレジデント、ナイジェル・ダッソー氏が来日し説明を行った。

 ダッソー氏によると、現在、IBMが推進している「オンデマンド・ビジネス」の実現にあたっては、ITインフラストラクチャの単純化が必要であり、その際コアとなる技術の1つが仮想化技術だという。仮想化技術を用いて各種のITリソースを抽象化し、柔軟に扱えるようにすることで、企業が投資してきたITシステムの稼働率向上と、それにかかるコストの削減が実現されると、同氏は仮想化技術が企業にもたらすメリットについて説明した。そして、これを具現化する製品として、IBMが開発したサーバおよびストレージ・システム向けの仮想化ソフトウェア・パッケージ「Virtualization Engine」を紹介した。

 また、ダッソー氏は、企業が仮想化技術を導入するには4つのステップを踏む必要があるとして、「同種資源の仮想化」「異種資源の仮想化」「全社規模の仮想化」「企業間の仮想化」の4ステップを挙げた。同氏は、現在、仮想化技術/製品市場の顧客企業の約90%が第1ステップに取り組んでいるところで、約7%は第2ステップに進んでいると語った。

 「仮想化技術の導入が足踏み状態にある理由は2つある。1つは、仮想化技術がメインフレーム以外のプラットフォームにおいてはまだなじみが薄い技術であるという点。もう1つは、仮想化技術を本格的に導入するには全社レベルでITインフラの再構築を考えなくてはならないが、今のところ縦割りの組織体制に縛られている企業が少なくないという点が考えられる」(ダッソー氏)

 そして、同氏は、「今後1、2年で、こうした状況も変わってくるだろう。およそ30%の企業が第2ステップ以降に取り組んでいくことになりそうだ」と語った。

(今林敏子/Computerworld)






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