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[米国]
マイクロソフト、Windows Server 2003の初のサービス・パックを提供開始
(2005年03月30日)
米国マイクロソフトは今年3月30日(米国時間)、Windows Server 2003の初のサービス・パック「Windows Server 2003 Service Pack 1」(以下、2003 SP1)の英語版の提供を開始した。
| 2003 SP1の「Post-Setup Security Updates(PSSU)」の画面
|
2003 SP1は、脆弱性の解消と機能追加による大幅なセキュリティの強化に加え、信頼性とパフォーマンスの向上を目的にリリースされたものだ。
今回、新たに追加されたセキュリティ機能の概要は以下のとおりだ。
まず、「セキュリティの構成ウィザード(Security Configuration Wizard)」では、サーバの役割を基にテンプレートを作成し、それに従って不要なサービスやポートをすべて自動的に遮断することで、攻撃に対する脆弱性を最小化できるようにしている。 「セットアップ後のセキュリティ更新 (Post-Setup Security Updates:PSSU)」には、2003 SP1の導入後、Windows Updateを通じて最新のセキュリティ・プログラムがインストールされるまで、外部からの接続要求(Inbound Connections)を拒絶する仕組みが備わっている。 また、昨年8月に公開された「Windows XP Service Pack 2」でも提供されている「Windowsファイアウォール」機能も実装された。
これらの機能のほか、2003 SP1では、攻撃者と想定されるユーザーを特定するための管理ツールである「Internet Information Services(IIS)6.0 Metabase Auditing」の提供や、アプリケーションのセキュリティ・レベルを強化するため、サービス利用における初期設定の強化、旧型のVPNを隔離するための「Network Access Quarantine Control」コンポーネントの追加などが行われている。
さらに同社は、2003 SP1ではパフォーマンスと信頼性の面でも強化されていると強調する。同社が行ったテストの結果から、2003 SP1の適用によって、パフォーマンスと信頼性において最大50%の向上が期待できるようになるという。
2003 SP1は、米国マイクロソフトのWebサイト(http://www.microsoft.com/windowsserver2003/downloads/servicepacks/sp1/default.mspx)から無償でダウンロードできる。日本語版の提供は、今年4月〜6月ごろに開始される予定だ。また、マイクロソフトでは、「Windows Small Business Server 2003 Service Pack 1」も、60日以内に提供を開始する予定だという。
併せて同社は、Windows Server 2003 x64 EditionとWindows XP Professional x64 Editionの開発も完了し、生産工程に入ることを明らかにした。これらの64ビットOS製品の発売は4月末の見通しで、同社が4月25日から米国シアトルで開催する「Windows Hardware Engineering Conference(WinHEC)」において、詳細の発表が予定されている。なお、x64 Editionは、AMDのAMD64、またはインテルの64ビット拡張機能(EM64T)を採用したプロセッサに対応している。
(Computerworld.jp)



