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[米国]
Solaris 10、ダウンロード数は好調なれど実導入数は不透明
(2005年05月10日)
米国サン・マイクロシステムズは、同社UNIX OS(オペレーティング環境)「Solaris 10」のユーザーによるダウンロード数が約130万件に達したことを、先週のイベント「Network Computing '05 (NC05Q2)」で明らかにした。
同OSは昨年11月に発表され、今年1月末から(インターネットなどを通じた)提供が開始されたばかりだ。そのため同社の幹部は、Solaris 10のダウンロード・ペースの速さをしきりに強調する。ただし、ダウンロードされたすべてのSolaris 10が、ユーザーのシステムで実際に使われているかどうかは不明である。したがって今後の問題は、Solaris 10の実稼働率がどう推移するかに絞られてくる。
とはいえ、Solaris 10の実稼働率を正確に調査するのは難しく、サンの担当者も「われわれがSolaris 10の改訂版をリリースし(今年末ごろに行われる予定)、それをダウンロードするユーザーがどの程度いるかを点検するまでは、ユーザー側の実態はつかみにくい」としている。
なお、米IDCのアナリスト、ダン・クスネツキー氏は、サンがSolaris 10の普及(ユーザーによる実利用)を加速させるためには、その具体的な導入事例やオープンソース・コミュニティとの協力体制をより積極的にアピールしていく必要があると指摘している。
このほか、今回のNC05Q2でサンは、以下のような発表も行っている。
- CPUリソースを時間単位の料金で利用できる「Sun Grid Compute Utility」サービスと、ストレージ・リソースを月額料金で提供する「Sun Grid Storage Utility」サービスを今夏に提供を開始
- 「N1 Service Provisioning System」のアップグレード版と「N1 System Manager」
- 「Sun Connection」:ソフトウェア・アップデートや予測診断ツールをユーザーに提供するオンライン・ポータル/当初はSolaris 10向けに提供
- 「Java StorEdge Software」:サブスクリプション・ベースの価格体系で提供されるサンのストレージ管理ツール。価格は、年間1ユーザー当たり350ドルから(もしくは、格納容量5テラ・バイト当たり40万ドルから)
- 「Sun Grid Rack System」:一連のサーバ・ハードウェアとソフトウェアから成るラック・マウント型システム。グリッド・コンピューティングに必要な機能が事前に統合化されている
(Computerworld (US))

