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[米国]
マイクロソフト、次期Windows 「Windows Vista」の開発者向けベータ1を提供開始
(2005年07月27日)
米国マイクロソフトは今年7月27日(米国時間)、Windows Vistaの開発者向けベータ1をリリースした。なお、Windows Vistaの製品版出荷時期は従来から発表されていたとおり、2006年中になる見通しである。
同OSのベータ1は、主に企業のIT部門とWindows関連製品の開発者から成る1万人のベータ・テスターに提供される。さらに、約50万人とされるMicrosoft Developer Network(MSDN)のメンバーとMicrosoft TechNet(IT専門家向けのサポート・グループ)のメンバーも、近日中に同版を入手できるようになる。ただし、正式な1万人のベータ・テスターに対して提供されるようなサポートは受けられない。
今回のベータ1が一般ユーザーには提供されない最大の理由は、完成版が備えるはずのGUIやエンドユーザー向けの機能・特徴の多くがまだ組み込まれてないためだと、マイクロソフト幹部は説明している。
ベータ1で注目すべき点は、同製品に搭載すると1年以上前からマイクロソフトが約束してきた、多様なセキュリティ機能とプライバシー保護機能の出来栄えだろう。新機能としては、ウイルスやその他のマルウェア対策として、マイクロソフトの最新セキュリティ更新プログラムが適用されていないシステムを隔離モードに置いて、ネットワークへのアクセスを制限する「Network Access Protection」、起動時からクライアントPCがアクセスするサービスすべてを監視する「Windows Services Hardening」が含まれている。また、同社製スパイウェア対策ソフトウェアもバンドルされている。
そのほか、ノートPCの盗難や紛失に備えて、「Secure Start Up」という機能も搭載されている。これは、ノートPCの紛失が判明した時点で、管理者がリモート操作でノートPCのシステムを完全にロックできる機能である。
さらに、マイクロソフトは、Windows Vistaベータ1の提供と同時に、Webブラウザの新版「Internet Explorer(IE)7」のベータ1も発表した。IE7は、より高いセキュリティを得られる新しい保護モード、複数のサイトの閲覧を容易にするタブ・ブラウズ機能、RSSリーダ機能、用紙サイズに合わせて縮小印刷できる機能などを備える。ただし、IE7のベータ1には、新GUIの「Aero」インタフェースは組み込まれていない。なお同社は、IE7のWindows XP版は提供するが、Windows 2000版は提供しないと発表している。
(IDG News Service/Computerworld.jp)



