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[米国]
「SUSE Linux 10.0」が10月上旬に店頭へ
(2005年09月08日)
米国ノベルは9月7日、「SUSE Linux 10.0」オペレーティング・システム(OS)が10月上旬からオンラインまたは小売店で購入可能になる見通しだと発表した。同社によると、この新ソフトウェアは、使いやすさに重点を置いており、開発者とホーム・ユーザーの両方に狙いを定めている。
SUSE Linux 10.0は、ノベルが8月に発表した「openSUSE」プロジェクトの最初の成果物である。openSUSEは、SUSE Linuxディストリビューションへの支持の拡大を目指して、ノベルが創設したコミュニティ・プログラムである。
8月にサンフランシスコで開催されたイベント「LinuxWorld Conference & Expo」で、ノベルはopenSUSEプロジェクトを発表し、SUSE Linux 10.0の公開ベータ第1版(試用版)を配布した。SUSE Linuxの既存バージョンは「SUSE Linux Professional」という製品名で提供されていた。openSUSEで構築されたサーバの最初のバージョンが登場するのは、来年(2006年)上旬の見通しという。
SUSE Linux 10.0の完成版(最終製品)には、8月9日に公開ベータ第1版が出されて以来寄せられている開発者からのフィードバック意見が反映される。openSUSEプロジェクトのWebサイト(www.opensuse.org)上の情報によると、SUSE Linux 10.0は9月9日にリリース候補版第1版が公開され、10月9日に完成版がリリースされる予定だ。
ノベルのプレスリリースによると、SUSE Linux 10.0には1500種類を超えるオープンソースのLinuxアプリケーションが付属しており、ユーザーは、高度なWebホスティング、アプリケーション開発、ホーム・ネットワーキングを容易にするためにそれらをインストールすることができる。小売店で販売されるパッケージにはインストール・サポートとマニュアルも付属する。
SUSE Linux 10.0のデスクトップ機能には、「Firefox」Webブラウザ、「OpenOffice.org 2.0」オフィス・ソフトウェア・スイート、電子メール・クライアント、インスタント・メッセージング(IM)クライアントのほか、スパム・ブロッカー、ウイルス対策ソフトウェア、統合ファイアウォールなどのセキュリティ機能が含まれる。また、「Beagle」デスクトップ検索エンジン、「amaroK」Linux音楽プレーヤーが初めて搭載される。
またSUSE Linux 10.0には、「Xen」仮想化機能や、どこでもファイルにアクセスできる「iFolder」など、ノベルのエンタープライズLinuxオペレーティング・システムの将来のリリースに組み込まれる予定のオープンソース・ソフトウェアのプレビュー版が含まれる。
また今回の新リリースは、このオープンソースOSへの移行を考えているMicrosoft Windowsユーザーもターゲットにしており、その移行プロセスを簡素化している。ノベルによると、ユーザーは、既存のWindowsをLinuxに直接置き換えることもできるが、既存のWindowsと並行してLinuxをインストールして試用することもできる。
ノベルのプレスリリースによると、SUSE Linux 10.0の希望小売価格は59ドルまたは59ユーロ。
一方、次のバージョン「SUSE Linux 10.1」は、9月28日にその最初のアルファ版スナップショットが公開され、その後も順次、開発途上バージョンのスナップショットが提供されていく予定となっている。SUSE Linux 10.1の完成版のリリース時期は、バージョン10.0の約半年後(したがって、来年上旬)とされている。
(Originally reported by China Martens, IDG News Service 09/07/2005)
(IDG News Service)



