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[国内]
IBM、ソニー、SCEI、東芝が、次世代プロセッサ「Cell」の詳細な技術仕様書を公開
(2005年08月25日)
IBM、ソニー、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)、東芝の4社は今年8月25日、次世代プロセッサ「Cell」の詳細な技術仕様書を公開した。同プロセッサに関する仕様公開は、今年2月、米国サンフランシスコで開催されたISSCC(国際固体素子回路会議)において、Cellのアーキテクチャに関する論文が発表されて以来のことである。
Cellプロセッサは、64ビットのPowerプロセッサ・コアと複数の独立したSIMDプロセッサ・コアを有する、ヘテロジニアス・マルチコア・プロセッサである。マルチメディア演算処理を高速に実行することが可能で、次世代ゲーム機やデジタル家電機器、CG制作のためのワークステーションや科学技術計算シミュレーション・システムなど、今後幅広い分野での利用が期待されている。
IBMら4社によると今回の発表は、ソフトウェア開発者やビジネス・パートナー、学術/研究機関、将来Cellプロセッサを採用する可能性のある企業に向けたもので、同プロセッサのソフトウェア開発コミュニティの形成とゲーム機以外での利用促進を図るねらいがあるという。
4社が今回発表したのは、分散処理やマルチメディア・アプリケーション向けに設計されたCellプロセッサの仕様書「Cellブロードバンド・エンジン・アーキテクチャ」、マルチメディア処理に特化したSIMD RISCプロセッサ・コア「Synergistic Processor Unit(SPU)」の仕様書「SPUインストラクション・セット・アーキテクチャ」、SPUのプログラム開発を行う際に有用なC/C++言語の拡張に関する仕様書「SPU C/C++エクステンション」、SPU用アプリケーションに関する仕様書、SPUアセンブリ言語の仕様書の各ドキュメントである。
これらの資料は、米国IBMのWebサイト(http://www.ibm.com/developerworks/power/cell/)、およびSCEIのWebサイト(http://cell.scei.co.jp/)から閲覧可能である。なお、今回の発表で公開されているドキュメントはすべて英語版であるが、日本語版も用意される予定だ。
なお、東芝は、Cellプロセッサと各種ソフトウェアを含めたソリューションのサポート体制が整い次第、顧客やパートナーに案内するとしている。
(Computerworld.jp)
- IBM
- http://www.ibm.com/
- ソニー
- http://www.sony.co.jp/
- ソニー・コンピュータエンタテインメント
- http://www.scei.co.jp/
- 東芝
- http://www.toshiba.co.jp/
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