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[米国]
米国小売デスクトップPCの搭載プロセッサ、9月にAMDが首位に
(2005年10月17日)
市場調査会社の米国カレント・アナリシスによると、9月に米国で小売販売されたデスクトップPCの搭載プロセッサで、米国アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の製品が52%を占め、インテル製品の46%を上回った。「AMDのシェアが単月ベースでインテルを超えたのは今回が初めて」とカレント・アナリシスは、10月13日に発表したレポートで述べている。
またカレント・アナリシスは、AMDはホーム・エンターテインメント向けPCであるMedia Center PCの販売拡大の恩恵を受けていると指摘している。9月にMedia Center PCは米国のデスクトップPC小売販売台数全体の46%を占め、その55%にAMDプロセッサが搭載されていた。
カレント・アナリシスによると、これまで小売市場で最も人気を呼んでいるMedia Center PCは、AMDの64ビット・プロセッサ「Athlon 64」を搭載したヒューレット・パッカード(HP)の「Pavilion a1130n」(価格はリベート後で679ドル)だ。「Media Center PC、ひいてはAMDプロセッサは年末商戦に向けて大きく勢いづいている」(カレント・アナリシス)
なお、AMDが10月11日に発表した2005年7−9月期(9月25日締め)の業績は予測を上回る好調だった。同四半期の総売上高は前年同期比23%増の15億ドルで、純利益7,600万ドル、1株当たり利益(EPS)は18セントで、ウォールストリートの証券アナリストの事前予測平均(8セント)の2倍以上だった。
これは、マイクロプロセッサの販売好調を背景としたもので、サーバ向け、デスクトップ(デスクトップPC向け)、モバイル・プロセッサ(ノートPC向け)のいずれも好調だったという。一方、フラッシュメモリ事業部門の7−9月期売上高は前年同期の5億3800万ドルから5億1600万ドルに縮小した(同事業は分離途上で、富士通との合弁会社を通じて運営されている)。AMDでは、10−12月期のマイクロプロセッサの売上高も引き続き好調で、前年同期比42〜50%増しになるとの予測を示している。
また、米AMDは、そのマイクロプロセッサ生産能力を大幅に拡大させる動きとして、10月14日にドイツのドレスデンで最新鋭の半導体チップ製造施設「FAB 36」の開設式を行なっており、ほどなく稼動を開始する予定だ。これは、同社が今後も、市場1位のインテルから市場シェアを奪い続けて、生産ラインをフル稼働させることができることに賭けた、多大な投資である、とカレント・アナリシスは指摘している。
(Originally reported by Dan Nystedt, IDG News Service 10/14/2005; Tom Krazit, IDG News Service 10/12/2005; and Robert McMillan, IDG News Service 10/12/2005)
(IDG News Service)



