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[米国]
サンのJavaミドルウェアがWindowsやHP-UXをサポートへ
(2005年10月27日)
米国サン・マイクロシステムズは10月26日、一連の発表を行った。ほとんどは同社の「Solaris 10」OSに関連したものだが、ニュースの1つは、、サブスクリプション方式のエンタープライズ・ミドルウェア「Java Enterprise System(Java ES)」ミドルウェアの新版のリリースと、新版での複数OSサポートである。
サンの報道発表文によると、Java ESの最新版であるバージョン4では、サンのSolaris 10のほか、マイクロソフトのWindos 2000、レッドハットのRed Hat Enterprise Linux、ヒューレット・パッカード(HP)のUNIX OS「HP-UX」の各OSがサポートされた。なお、IBMのUNIX OS「AIX」のサポートは組み込まれなかったが、サンは最近の公式コメントでAIXは死に体だとの見方を示していた。さらに、マイクロソフトのWindows 2003に対するサポートが今後90日のうちに追加される予定という。
サンは、Java ES 4と同社の開発者ツール・スイートをSolaris 10内に統合し、事前テストとコンフィギュレーションを済ませた提供製品を用意した。また、Java ESは個々のスイートの形でも提供される。集合的に「Java System Suites」と呼ばれているこれらのスイートには、「Java Availability Suite」、「Java Identity Management Suite」、「Java Web Infrastructure Suite」、「Java Application Platform Suite」、「Java Communications Suite」と、最近追加された「Java Integration Suite」(旧SeeBeyond ICAN Suite)が含まれる。サンはシービヨンド・テクノロジーを今年買収した。
サンの報道発表文によると、Java ES(サブスクリプション料金は年間1従業員当たり140ドル)の既存のサブスクライバー数は約100万近い。一方、Solaris 10の1月31日の発表以来、同社が配布した登録ライセンス数は300万件を超えており、また、ユーザーは同OSのオープンソース版をサンのWebサイトから週に約8万ライセンスの割合でダウンロードし続けているという。
さらにサンは、Solaris 10を、情報セキュリティ国際評価基準「Common Criteria(CC)」の評価レベル「Evaluation Assurance Level(EAL)4+」の認定取得に向けたテストに付していることも発表した。この認定を得れば、商用OSとしては最も高いセキュリティ水準の製品の1つに数えられることになる。同社の報道発表文によると、Solaris 10には、Solaris OSのセキュア版「Trusted Solaris」の機能のうち80%超が組み込まれている。サンはこれまでにSolaris 8と9でEAL認定を受けている。Solaris Trusted Extensionsのレイヤード(階層型)技術によって、サンは2006年(来年)前半までに、マルチレベル・セキュリティをSolaris 10に導入する計画という。同社では、同OSのEAL4+認定が2006年のいずれかの時点で実現されると見ている。
また、コンピュータ・アソシエイツ・インターナショナル(CA)がSolaris 10に対するサポートを強化し、その「Unicenter」システム管理ソフトウェアと「BrightStor」ストレージ・ソフトウェアを、サンのOSの64ビットx86コンピュータ対応版に移植する。同社は、サンのUltraSPARCプロセッサおよびアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)のOpteronプロセッサ・ベースでSolaris 10を稼働しているシステム向けに、UnicenterとBrightStorの両方に基づいた管理プラットフォームを構築する計画だ。すでにサンとCAは、Unicenterのユーザーが異種混合環境内でサンのサーバを管理できるようにするため、サンのシステム管理ソフトウェア「Sun Management Center」と「Unicenter Network Systems and Management」を統合する作業に協力して取り組んでいる。
そのほかサンは、「Sun Studio 11」のコンパイラおよびパフォーマンス解析ツールがSolaris 10に最適化されたこともPRした。これは来月出荷の予定。サンのNetBeansプラットフォームをベースにしている同ソフトウェアは、サンのUltraSPARCプロセッサやAMDのOpteronプロセッサをベースにして32ビットや64ビットのアプリケーションを開発する際に、コンパイラ最適化により実現されるパフォーマンス向上をユーザーが享受できるようにする、と同社は報道発表文で述べている。
サンは、もう1つの開発中のソフトウェア・リリース「Java Studio Enterprise 8」についてのより詳しい情報を、今後30日以内に提供すると約束した。
(Originally reported by China Martens, IDG News Service 10/26/2005)
(IDG News Service)



