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[米国]
マイクロソフト、2006年初旬までにフル機能版Windows Vistaのテストを開始
(2005年11月30日)
米国マイクロソフトは、WindowsクライアントOSの次世代バージョン「Windows Vista」の開発作業を加速させており、来年初頭までに、全機能を搭載したバージョンのテストに入る計画だ。
ただし、第2ベータ版のリリースは年内には予定されていない。次のベータ版に関する情報は来年初頭に提供する見通しという。これは、マイクロソフトのWindowsコア・オペレーティング・システム開発部門担当コーポレート・バイスプレジデント、アミタブー・スリバスタバ氏が11月29日に明らかにしたもの。
同氏によると、Windows Vistaに搭載される機能はすべて12月末までに完成させ、来年(2006年)初頭にOSに統合されるという。その後のテスト版ビルドは、すべての機能がそろったものとなり、修正も、それらの機能に関するユーザーやテスターのフィードバックに基づいたものとなる。
来年初頭にフル機能搭載バージョンのテストに入ることで、開発者やユーザーがOSの改善に貢献できるチャンスも増え、正式出荷版の品質も高められることになりそうだ。「当社は、有益なフィードバックを大幅に早く受け取ることができ、それを正式出荷版のコードにしっかり反映させることができる」(スリバスタバ氏)
CTPのリリース計画に変更
また、マイクロソフトはWindows Vistaのコミュニティ・テクノロジー・プレビュー版(CTP)のリリース・スケジュールも変更するという。同社は、2度のベータ・テストを実施する代わりに、今年9月から、Windows Vistaの暫定版ビルドを(CTPとして)より多く公開することで、製品に対するフィードバックを活発化さようとしてきた。
当初は、月に1本のCTPのリリースを計画していたが、今後は、カレンダーではなく「品質」に基づくリリース・スケジュールに切り替え、マイクロソフトがフィードバックを望む機能や機能セットに焦点を当てたCTPをリリースしていく。CTPに搭載する機能が一定の最低必要条件を満たした段階で、そのCTPをリリースする計画だという。
各CTPにおいてマイクロソフトがどの機能に焦点を合わせるかによって、CTPのリリース頻度は増える可能性も減る可能性もありそうだ。しかし、2006年下半期の正式出荷予定日までにWindows Vistaをできるだけ堅牢なものにするのに役立つ一般の意見を集めるために、CTPが重要な手段であることを同社は確信しており、今後もかなり定期的にCTPをリリースしていく予定だ。「当社ではCTPを高く評価していおり、今後も頻繁にリリースすることになるだろう」(スリバスタバ氏)
ただし、マイクロソフトはすでに11月のCTPをリリースしており、クリスマス前に12月のCTPもリリースされることになっている。ただし、11月のCTPは、同社のTechnology Adoption Programに参加しているユーザーおよびパートナーに対する限定的なものであった。
(IDG News Service)



