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[米国]
IBMとフリースケール、Powerアーキテクチャの利用分野拡大に向け協調関係を強化
(2006年02月06日)
米国IBMとフリースケール・セミコンダクタは2月6日、Powerマイクロプロセッサ・アーキテクチャ技術の利用分野の拡大に向けて協調体制を構築していくことで合意したと発表した。これは、サンフランスコで開催中の「2006 International Solid-State Circuits Conference(ISSCC 2006)」(2006年2月5〜9日)で明らかにされた。
IBMとフリースケールは、共通の命令セット・アーキテクチャの開発、Powerアーキテクチャのプロセッサ上でのLinuxの稼働環境の整備、Powerアーキテクチャのプロセッサのより広範な実装を促進する新技術の開発などで協力していくほか、それぞれのPowerプロセッサ・ロードマップの相互連携を図るとしている。ちなみに、フリースケールは2004年に旧モトローラの半導体部門が独立することで誕生した。
両社は、今回の協力体制の構築の目的について、デジタル家電、工業用システム、車両用システム、業務用システム、電気通信、スーパー・コンピューティングなどのさまざまな分野にPower技術を普及させることにあると説明している。
今回の発表では、フリースケールがPowerアーキテクチャの普及促進団体「Power.org」の中核メンバーの1社になったことも明らかにされた。Power.orgは、Powerアーキテクチャ・ベースの技術をエレクトロニクス業界のオープン標準ハードウェア開発プラットフォームとして推進することを目的に、2004年12月に結成された業界コミュニティであり、41社、1万人以上の開発者が参加している。
Power.orgは、今回のIBMとフリースケールの合意を受けて、Powerアーキテクチャ技術に関するロードマップの策定や調整のための審議会「Power Architecture Advisory Council」を新設することを明らかにしている。
同審議会では、大量生産される低コストのデジタル家電システムから高性能な業務用や工業用のアプリケーションまでの各種プラットフォームに対応できるシームレスで互換性のある単一の命令セット・アーキテクチャの提供を目指すとしている。
(Computerworld オンライン米国版)
- 米国IBM
- http://www.ibm.com/
- 米国フリースケール・セミコンダクタ
- http://www.freescale.com/
- Power.org
- http://www.power.org/



