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[米国]
マイクロソフト、「Windows Vista」の最新ベータ版を公開──Sidebarの利用が可能に

(2006年02月22日)

 マイクロソフトは22日、次期クライアントOS「Windows Vista」の最新ベータ版であるCTP(Community Technology Preview)を企業ユーザー向けに公開したと発表した。

 CTPは、ユーザーやパートナーによる早期評価および早期フィードバックを目的に、通常のベータ版よりも短いサイクルで頻繁に公開される中間プレビュー版。今回公開されたCTPでは、Vistaに組み込まれる予定のツール一式がすべて搭載されたほか、同OSへの移行を支援するさまざまな新機能が加えられた。

 最大の特徴は、Vistaの新機能の1つ「Sidebar」が初めて利用できるようになったこと。Sidebarは、画面の端に置かれた小型パネルの中に、「ガジェット」と呼ばれるRSSビューワや世界時計といった複数の小さなプログラムを同時に表示させることが可能な新しいタスクバーである。

 VistaのCTPは、2005年9月に最初のプレビューが公開されて以来、今回で4番目のリリースとなるが、マイクロソフトがOSの開発過程で全機能を搭載したベータ版を公開したのは今回が初めて。同社ではVistaの製品版を2006年末までに出荷する予定としているが、同社の関係者によると、Vistaにはさらに変更が加えられる可能性が残っているという。

 同CTPは、同社の開発者向けサポート・サービス「Microsoft Developer Network(MSDN)」および「TechNet」の登録会員、またはマイクロソフト製品の初期導入プログラムに参加しているユーザーに提供される。同社では、同CTPのユーザー数はおよそ50万人に上ると予想している。

 ほかにも同CTPでは、管理者向けの複数の支援ツールを組み合わせた「Windows Automated Installation Kit(WAIK)」の完全版が搭載される。WAIKは以前のCTPにも含まれていたが、イメージ・ファイルのキャプチャと編集に用いられる「XImage」ツールしか利用することができなかった。WAIKの完全版では、「System Image Manager(SIM)」や「Windows Deployment Services」など、Vistaの導入・設定を支援する新しいツールが追加されている。

 すべての新ツールは、CD-ROMからのブートが可能な軽量版Windows Vista「Windows Preinstallation Environment(PE)2.0」にも搭載される。Windows PE 2.0は今回のCTPと同時にリリースされ、Windows Vistaのオフライン設定機能や、障害復旧時の診断・トラブルシューティング機能などをサポートする。

 各種ツールキットの利用法は、Vistaの一連の導入方法について解説した企業ユーザー向けのガイドライン「Business Desktop Deployment」の中で紹介されている。

(Network World オンライン米国版)






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