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[米国]
マイクロソフト、Virtual Server 2005 R2を無料化

(2006年04月03日)

 米国マイクロソフトは4月3日、仮想サーバ環境構築ソフトウェア「Virtual Server」の無料化を発表した。同日から始まった「LinuxWorld Conference & Expo」でも仮想化が焦点になっており、これを強く意識した発表内容となっている。

 マイクロソフトは昨年(2005年)12月、「Virtual Server 2005 R2」のEnterprise EditionとStandard Editionをそれぞれ199ドルと99ドルでリリースしていたが、今回、同ソフトウェアのStandard Editionをなくし、Windowsユーザーに対してEnterprise Editionを無料でダウンロードできるようにした。

 ちなみに、2004年9月にリリースされたVirtual Server 2005の最初のバージョンでは、Enterprise Editionが999ドル、Standard Editionが499ドルで提供されていた。

 また同社は、ボストンで開幕したLinuxWorldにおいて、LinuxをVirtual Server 2005 R2上のゲストOSとして稼働させるためのアドイン・ソフトウェアを発表。現行のマイクロソフト・サポート契約がLinuxゲストOSにも適用されると表明した。それには、Virtual Server 2005 R2上でのLinuxベース・ソフトウェア稼働に関する、24時間の技術サポートも含まれるという。

 Linuxアドインには、Red Hat LinuxとSUSE Linuxの新旧バージョンに対応する9種類がある。これらは、Linuxにインストールして使用する。

 マイクロソフトのWindows Server部門のグループ製品マネジャー、ジム・ニ氏は、「マイクロソフトは仮想化機能をOSの一部として提供すべきと考えており、Virtual Server 2005 R2の無料提供は、ハイパーバイザーと呼ばれる高度な仮想化技術が搭載されるLonghorn版Windows Server(2007年リリース予定)対応の準備を始める手段を提供するものだ」と述べている。

 しかし、業界関係者の中には、マイクロソフトは競合する仮想化ソフトウェア技術の無料化の動きに対応せざるを得なかったとする見方もある。例えば、仮想化ソフトウェア製品の提供で先行するヴイエムウェアは2月にVMWare Serverを今夏無料提供する計画を発表しており、レッドハットとノベルは、自社のLinux OSにオープンソースの「Xen」を組み込む計画を明らかにしている。

(Network World/Computerworld オンライン米国版)






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