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[米国]
AMD、デュアルコアOpteronの販売拡大で2006年度第1四半期も好業績

(2006年04月12日)

 米国AMDは4月12日、2006年度第1四半期(2006年3月26日締め)の四半期決算を発表した。デュアルコアOpteronの販売拡大などにより、同四半期の売上高は13億3,000万ドル、純利益は1億8,500万ドル、1株当たり純利益(EPS)は38セントとなり、証券アナリストのEPS予測平均の30セント(トムソン・フィナンシャル調べ)を大きく上回った。

 同社の前年同期(2005年度第1四半期)の売上高は12億2,700万ドルであったが、これには、2005年第4四半期に分社したスパンションのフラッシュ・メモリ売上げも含まれている。ちなみに、前年同期のメモリ製品グループを除外した売上高は7億8,000万ドルである。

 AMDによると、2006年度第1四半期は、サーバおよびワークステーション向けのデュアルコア・プロセッサの販売が好調で、Opternプロセッサの記録的な売上増加につながった。平均小売価格の上昇も同社の売上増加に寄与したという。

 また、企業ユーザーを中心に、サーバ/デスクトップPC向けプロセッサを搭載したシステムの採用が進んだほか、ノートPC向けの「Turion 64」モバイル・プロセッサの販売も2005年度第4四半期より増加したとしている。

 AMDの社長兼COO(最高執行責任者)ダーク・マイヤー氏は4月12日の投資者向け電話会見で、2006年度第1四半期の売上高増加の主な要因として、清華同方やレノボ・グループを含むOEMメーカーやチャネル・パートナーのOpteronチップ採用が拡大したことを挙げた。特に中国語圏、中南米、ロシア、東南アジアでの売上高増加が大きかったという。

 マイヤー氏は、「今後も好調を維持し、過去11四半期と同様、売上高の前年比成長率20%以上を達成し続けることを目指す」と強調している。

 AMDは4月11日、シングルコアOpteronプロセッサ最後の製品となるモデル856とモデル256(即時出荷)とモデル156(30日以内に出荷予定)を発表、シングルコア・チップからマルチコア・チップへの移行を完了しつつある。

 今回の四半期決算発表について、米国インサイト64のアナリスト、ネイサン・ブルックウッド氏は、次のようにコメントしている。

 「インテルに対するAMDの技術優位性がピークに達したのは昨年末だが、今年第1四半期も相変わらずかなりの優位が認められた。AMDはサーバ向けプロセッサ市場でインテルを凌駕し、チップ売上高を1年前の倍以上に拡大するなど、躍進が目覚ましい。デスクトップPC向けプロセッサのベンチマーク・テストでも、ほとんどの製品がインテルより優位に立っている」

 ただし、ブルックウッド氏は、インテルが今年(2006年)末までに競争優位を一定レベルまで回復する可能性が高いと見る。インテルは今年、サーバ向けの「Woodcrest(開発コード名)」、デスクトップPC向けの「Conroe」、ノートPC向けの「Merom」という3種類の65ナノメートル、デュアルコア・チップの投入を予定している。

(ベン・エームズ/IDG News Service ボストン支局)






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