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[国内]
インテル、新ブランド「vPro」で巻き返しを図る──PC管理の手間とコストを削減

(2006年04月25日)

 インテルは4月25日、法人やそのIT部門を対象に、同社の新型プロセッサ「Conroe」に、仮想化・遠隔操作などの既存技術を組み合わせた新しい技術ブランド「インテル vPro テクノロジー」を発表した。PC管理にかかる手間とコストを削減できるようにしたほか、サードパーティー技術との連携によりセキュリティ性能を高めている。インテルは今後、vProをブランド展開することで「Conroe」の普及を図る。

 vProは、同社が今年3月に発表したマイクロアーキテクチャ「Core」に基づくデュアルコア・プロセッサの製品群のうち、デスクトップPC向けのConroeをベースにしている。Conroeの特徴は、電力効率を従来のプロセッサ「Pentium M」「Core Duo」並みに抑えつつ、性能面では「Pentium 4」や「Xeon」プロセッサのレベルを維持した点にある。電力効率(消費電力1ワット当たりの性能)はPentium 4より40%向上しているという。

米国インテルのデジタル・エンタープライズ事業本部副社長、ティム・ダン氏

 これに加えて、vProには、ネットワークを介してデスクトップPCの障害の検知および修復を可能にする技術「インテル アクティブ・マネジメント・テクノロジ(AMT)」と、仮想化技術「インテル バーチャライゼーション・テクノロジ(VT)」が統合されている。いずれも同社が昨年までに発表した技術だ。

 また、AMTとVTの連携により、vProを搭載したPCは、電源が入っていないか、またはOSがダウンしている状態でも、IT担当者が遠隔操作で管理・修復することができる。具体的には、OSよりも下層の通信チャネルを通じて、電源オフのPCから資産情報を取得できるほか、電源が入っていてもOSがダウンしているPCに対して、イベント・ログの参照やBIOSの設定、セキュリティ・エージェントの有効化を実行できる。

 vProにサードパーティ製ソフトウェアによって実現されているのが、PCが外部から攻撃された際に事前予防する機能。攻撃に対する「防御層」を3重にすることで、OSへの到達前に脅威を識別したり、侵害されたシステムをネットワークから隔離したり、セキュリティ・エージェントが有効になっているかどうかを確認したりできる。

 インテルが同日開催した発表会見には、日本法人社長の吉田和正氏と米国本社のデジタル・エンタープライズ事業本部副社長、ティム・ダン氏が参加。ダン氏は、「『vPro』をインテルにとって『Centrino』『VIIV』に次ぐ第3のブランドに育て上げたい」と意気込みを語った。

(上野 肇/Computerworld.jp)






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