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[米国]
AMD、2006年第2四半期決算を発表──「Opteron」の売上げが141%増と好調

(2006年07月21日)

 米国AMDは7月20日、2006年度第2四半期(7月2日締め)の決算を発表した。それによると、総売上高は約12億2,000万ドル、純利益が8,900万ドル、1株当たり利益(EPS)は18セントだった。

 今回報告された数字は、証券アナリストの売上高12億5,000ドルに対し、EPSが22セントという事前予測平均(米国トムソン・フィナンシャル調べ)には達しなかったが、純利益は前年同期の1,100万ドルを大きく上回った。

 AMDは、プロセッサ部門の売上高が前年同期の7億9,700万ドルから53%近い増加を記録した要因として、サーバ向けプロセッサ「Opteron」に対する旺盛な需要を挙げている。ちなみに、AMDの前年同期の総売上高は、スパンション(2005年12月にスピンオフしたフラッシュメモリ事業部門)の売上高も含めて12億6,000万ドルだった。

 同社のCFO(最高財務責任者)、ロバート・リベット氏は、投資家向けの電話会見で、Opteronの売上高は前年同期比で141%増加したと語った。また、同氏は、「年末までにサーバ向けプロセッサの市場シェアを30%にまで拡大するという当初の目標は達成できそうだ」と述べた。

 米国IDCのアナリスト、シェーン・ラウ氏によると、AMDのOpteronとインテルの「Xeon」の市場シェアを比較すると、2006年第1四半期の時点で、インテルの76.8%に対し、AMDは22.9%を占めていたという。なお、残る0.3%はIBMのG5プロセッサだったとしている。

 AMDの同四半期の総売上高が事前予測を下回ったことに対して、ウォール街の証券アナリストは驚いていない。というのも、AMDは7月6日に、第2四半期の売上高が当初の見通しを下回り、前年同期比で52%増、第1四半期よりも約9%減の12億1,500万ドル前後になるとの予測を発表していたからである。同社は下方修正の理由として、デスクトップPC向けプロセッサ「Athlon 64 X2」とノートPC向けプロセッサ「Turion 64 X2」の販売低調を挙げていた。

 これらのPC向けプロセッサは2006年後半にさらに厳しい状況に直面する可能性がある。それは、インテルが新しいデュアルコア製品を投入するからだ。同社は、「Conroe(開発コード名)」デスクトップPC向けCore 2 Duoプロセッサと、「Merom(開発コード名)」ノートPC向けCore 2 Duoプロセッサの発表を、それぞれ7月27日と8月上旬に控えている。

 一方、インテルはOpteronの対抗製品として、サーバ向けの新型デュアルコアXeonプロセッサ「5100番台(開発コード名:Woodcrest)」を6月26日に発表したが、AMDも8月に、“Revision F”版の新型デュアルコアOpteronを発表する計画だ。

(ベン・エームズ/IDG News Service ボストン支局)






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