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[米国]
AMD、PC向けプロセッサを大幅値下げ──Athlon 64 X2は最大半額以下に

(2006年07月25日)

 米国AMDは7月24日、一部のPC向けプロセッサの価格を引き下げた。特にデスクトップPC向けでは半額近い値下げが行われた。

 今回の価格更新は、AMDが業界トップのインテルに対抗して獲得した市場シェアを死守しようとしている表れと言える。インテルは今年6月にマイクロプロセッサの価格を引き下げたが、近いうちに再び価格引き下げを行うと見られている。

 AMDは過去数カ月にわたり、プロセッサ市場のさまざまなセグメントのシェアをインテルから奪ってきたが、インテルは最近、自社プロセッサの技術の強化と新製品の発表によって反撃している。

 両社が値下げを“戦いの武器”としていることは、ユーザーにとっては好ましいことだが、両社にはマイナスの要素ももたらしている。インテルとAMDが先週発表した四半期決算はそれぞれ事前予測を下回っており、インテルはその一因として最近の平均販売単価(ASP)の低下を挙げている。

 今回、AMDが大きく値下げしたのはデスクトップPC向けのプロセッサだが、ノートPC向けプロセッサの価格も引き下げている。

 例えば、デスクトップPC向けのAthlon 64 X2デュアルコア・プロセッサの値下げ幅は最大57%で、Athlon 64 X2 5000+(Socket AM2のみ対応版)の価格が5月の696ドルから301ドルへ、Athlon 64 X2 4600+(Socket AM2および939対応版)の価格も558ドルから240ドルへと引き下げられた。

 また、ノートPC向けのTurion 64モバイル・チップの値下げ幅は最大26%で、Model ML-44が5月の354ドルから263ドルにまで下げられた。さらに、廉価版であるSempronラインのデスクトップ/ノートPC向けプロセッサの価格も引き下げられた。

 なお、AMDは今回の価格更新で、サーバ/ワークステーション向けであるOpteronプロセッサの価格は変更しなかった。ちなみに、AMDは先週、Opteronの2006年第2四半期の売上高は前年同期比141%増を達成しており、年末までにサーバ向けプロセッサ市場で30%のシェアを獲得するという目標を達成できる見通しと表明している。米国IDCの調査によると、2006年第1四半期末の時点で、AMDはサーバ向けプロセッサ市場で22.9%のシェアを獲得し、インテルは76.8%のシェアを占めていたという。


表:AMDプロセッサ価格の変更例(一部抜粋)

(ダン・ニーステッド/IDG News Service 台北支局)






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