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[米国]
インテル、PC向けプロセッサの一部モデルを値下げ──AMDの低価格攻勢に対抗
(2006年07月28日)
米国インテルは7月27日、PC向けマイクロプロセッサの一部モデルの価格を半額以下に引き下げた。その価格は、今週前半に発表された米国AMDの値下げと張り合うものとなっている。
こうした値下げに伴い、高性能デスクトップPCの価格が、数カ月後には大幅に値下げされる見通しだ。マイクロプロセッサはPC内部で最も高価なコンポーネントであるが、インテルとAMDは自社の最強チップのいくつかを値下げし始めている。
例えば、インテルが7月27日に更新したプロセッサ価格表では、クロック周波数3.6GHzのインテルPentium Dプロセッサ960の価格が316ドルに変更され、6月上旬の350ドルから40%値下げされた。
また、ハイパースレッディング(HP)技術をサポートするインテルPentium 4プロセッサの一部モデルの価格も引き下げられた。800MHzのフロントサイド・バスを備える3.6GHzモデルは54%値下げの183ドル、3.2GHzモデルは61%値下げの84ドル、3GHzモデルは58%値下げの74ドルになっている。
このほか、インテルは一部のノートPC向けプロセッサの価格も引き下げたが、値下げ幅は1%以内に留まっている。また、インテルのサーバ/ワークステーション向けプロセッサの価格は変更されていない。
AMDも24日にいくつかのデスクトップ向けとノートPC向けプロセッサの価格を引き下げた。例えば、デュアルコアのAthlon 64 X2 5000+(Socket AM2のみ対応版)が301ドル、Athlon 64 X2 4600+(Socket AM2および939対応版)が240ドルと、それぞれ5月の価格から57%引き下げられた。
価格値下げは両社のシェア争いにおいて“新たな武器”となりつつある。AMDは過去数四半期にいくつかの高性能プロセッサを投入してシェアを拡大してきたが、業界トップのインテルも、最近、新製品の投入により勢いを盛り返している。
インテルは27日に、PC向けの次世代デュアルコア・プロセッサ「Core 2 Duo」および「Core 2 Extreme」を予定どおり発表した。これは、同社が過去10年に発表したプロセッサの中で最も重要な製品として注目を集めていたものである。
これら10種の新型マイクロプロセッサを搭載したシステムは、今後数カ月以内に登場するもようだ。インテルはプレスリリースで、デスクトップ版Core 2 Duo(開発コード名:Conroe)を搭載したPCは8月上旬から、モバイル版Core 2 Duo(開発コード名:Merom)を搭載したノートPCは8月下旬から販売が始まるとの見通しを示している。
なお、インテルの最新(7月27日付)のプロセッサ価格表は、以下のURLから参照できる。
http://www.intel.com/intel/finance/pricelist/July_27_06_1ku_Price_Final_web.pdf
また、AMDの最新(7月24日付)のプロセッサ価格表は、以下で参照できる。
http://www.amd.com/us-en/Processors/ProductInformation/0,,30_118_609,00.html
(ダン・ニーステット/IDG News Service 台北支局)

