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[米国]
インテル「vPro」搭載PCの“Xデー”は9月7日──情報筋が明らかに
(2006年08月31日)
情報筋によると、米国インテルは来週、ヒューレット・パッカード(HP)などのPCベンダー各社がインテルの企業向けデスクトップPC用プラットフォーム「vProテクノロジー」搭載製品を出荷開始する準備を整えたと発表するもようだ。
インテルが今年4月に初めてvProシステムを発表した際、同社の幹部らは、このハードウェアとソフトウェアを組み合わせた新たなプラットフォームの利点を説明した。それによると、vProテクノロジーを搭載したデスクトップPCは、従来の平均的な企業向けデスクトップPCよりもメンテナンス・コストが低く、セキュリティが堅牢で、エネルギー効率が良いという。
同プラットフォームのかなめとなるのは、今年7月にリリースされたデスクトップ向けチップ「Core 2 Duo」(開発コード名:Conroe)である。vProではConroeを1枚のチップセットおよびネットワーキング・カードと統合し、運用管理機能の「AMT(アクティブ・マネジメント・テクノロジー)」とハードウェア・ベースの仮想化を活用することで、クライアント管理の効率化を実現するという。
また、今回リリースされるvPro搭載PCには、アルティリスのネットワーク管理ツールとシマンテックのセキュリティ・ツールが含まれると予想されている。
匿名を希望する情報筋は、次のように述べている。「インテルは9月7日に、PCベンダー各社がvPro搭載PCの受注を開始すると発表し、vProのベータ版を導入したユーザー企業の事例なども明らかにする見通しだ」
HPは、このニュースを1日早くリリースする可能性がある。同社は9月6日に、PCのコンフィグレーションを包括的に管理する拡張機能を搭載した中規模企業向けデスクトップPCの新製品ラインに関するプレス向けコンファレンスをニューヨークで開催する予定を明らかにしている。
インテルは、過去数四半期にわたって収益目標を達成できず、レイオフとコスト削減の渦中にあった。悪戦苦闘するインテルにとって、このニュースは重要だ。
VProは、無線LAN対応ノートPC向けのハードウェア・プラットフォーム「Centrino」、ホーム・エンターテインメント対応PC向けのハードウェア・プラットフォーム「Viiv」に続く、インテルの第3のブランドとなる。同社CEOのポール・オッテリーニ氏は今年4月の会議で、これら3つのブランドの売上げを合計すると、2006年の総売上高の25%を占めると予想していた。
インテルは2007年内に、vProシステムをデスクトップからノートPCに展開する計画だ。ほかにも、デュアルコアからクアッドコアにプロセッサをアップグレードし、プロセッサのみならずハード・ディスクやI/Oチャネルにも仮想化機能を拡張するなどの改良を施す予定としている。
(ベン・エームズ/IDG News Service ボストン支局)



