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[米国]
グリッド推進団体OGFが本格活動を開始──GridWorldで新体制を“お披露目”
(2006年09月12日)
グリッド・コンピューティングの推進団体であるオープン・グリッド・フォーラム(以下、OGF)は9月11日、6月の設立時に公約したとおり、ワシントンD.C.で開催中のグリッド・コンピューティング関連イベント「GridWorld」の開幕に合わせて、同団体の綱領(設立目的)や組織体制を発表し、正式に活動を開始した。
綱領では、OGFの使命は、「ビジネス上の価値と科学的発見が確実にもたらされるよう、グリッド採用を推進すること」と定めている。その立場から、OGFは今後12〜18カ月にわたり、「グリッド技術に関する意見を交換できるフォーラム的役割を果たす」「グリッド・ソフトウェアの相互運用実現に必要とされる作業の前進を後押しする」という、2分野を重点的に取り組む計画としている。
また、2007年1月には、グリッド技術の採用に関して詳しく説明したホワイトペーパーをリリースする予定だ。さらに、グリッド・ソフトウェアの相互運用性に関する技術的戦略とロードマップについては、現在、OGF内の特別委員会で検討中であり、最初のロードマップは、エンドユーザーやITベンダーとの協議を経た後、来年第1四半期に公表する見通しとしている。
OGFは、グローバル・グリッド・フォーラム(GGF)とエンタープライズ・グリッド・アライアンス(EGA)の合併により設立された。今年2月に両団体の活動を1つに統合する計画が発表され、6月に合併を完了した。その際、GridWorldに合わせて新しい役員メンバーを紹介する「お披露目パーティー」を開く予定としていた。
以前の2団体は、GGFが主にITベンダーのニーズ、EGAが企業ユーザーのニーズに焦点を合わせていたが、両者の意見はときどき対立しているように見えたため、1つの組織にしたほうが、どちらの団体の支持層のニーズもうまく満たせるようになるのではないかと考えられるようになった。
なお、OGFはこの日、新しい組織体制も発表。OGFの理事会は15人で、EMC、ヒューレット・パッカード(HP)、IBM、インテル、マイクロソフト、オラクル、サン・マイクロシステムズ、富士通を含むITベンダーの代表および個人で構成される。また、OGFの運営首脳部は、元GGFの議長で6月にOGFのプレジデント兼CEOに就任したマーク・リネシュ氏のほか、7人のバイスプレジデントから成るとしている。
(チャイナ・マーテンス/IDG News Service ボストン支局)



