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[米国]
インテル、来年投入予定のノートPCプラットフォーム「Santa Rosa」の詳細を明らかに
【Intel Developer Forum リポート】
(2006年09月28日)
| インテルのシニア・バイスプレジデント兼モビリティ事業本部ゼネラル・マネジャー、ダディ・パールマター氏 |
米国インテルは9月27日、2007年前半に提供が予定されているノートPCプラットフォーム「Santa Rosa」の詳細を明らかにした。Santa Rosaは、従来のCentrinoモバイル・テクノロジーを上回る処理性能、無線接続機能、バッテリ寿命を提供するという。Santa Rosaには、開発コード名「Merom」のCore 2 Duoプロセッサと開発コード名「Crestline」のICH8Mチップセットが含まれる。
インテルのシニア・バイスプレジデント兼モビリティ事業本部ゼネラル・マネジャー、ダディ・パールマター氏はIntel Developer Forum(IDF)において、「NAND型フラッシュ・メモリからデータを読み込むキャッシュ技術「Robson」によって、Santa Rosaを搭載するノートPCの起動を高速化する」と語った。これより、電源投入から起動完了まで、スリープ状態からの復帰、アプリケーションの起動にかかる時間が、従来のCentrino搭載のノートPCと比べて約2分の1に短縮されるという。
また、無線接続機能は策定中のIEEE 802.11n規格に準拠するので、データ・ストリーミングを300Mbpsの速度、すなわち、現行のIEEE 802.11gの5倍の速さで行えるという。
インテルは、802.11nが正式に承認される前からサポートするために、バッファロー・ワイヤレスやシスコシステムズといった無線LAN製品ベンダーとともに、インターオペラビリティ・プログラムを発足させた。さらに、同社はノキアの組み込み3G無線LAN技術も提供する予定だという。
パールマター氏は、同社がWi-FiとWiMAXの統合チップを2008年までに提供する計画であるとして、無線LANにおけるWiMAXの重要性をアピールした。WiMAXは、無線MAN(メトロポリタン・エリア・ネットワーク)技術の1つであり、最低でも1Mbps、場合によりそれ以上のデータ伝送速度を実現するように設計されている。
同社のWiMAX計画は、ISPであるスプリントとクリアワイヤによって後押しされ、両社はモバイルWiMAXネットワークの商用サービスを2008年までに開始することを目指している。
またインテルは今後、ハンドヘルド・ウルトラモバイルPC(UMPC)プラットフォーム向けの参照設計で、WiMAXのサポートを拡張するとしている。IDFでは、台湾の華碩(ASUS)のUMPCがサンプルとして披露された。2007年上半期には、アップグレードされたCPUとチップセットを搭載した米国バージョンのハンドヘルドUMPCが、パートナー各社から発表されるという。
このほか、インテルの広報を務めるラリー・カー氏が、「2007年第1四半期には、低コストのノートPC「Classmate PC」の販売が開発途上国で始まるだろう」と語った。Classmate PCは、OSに軽量なWindows XP Embedded、ハードディスクの代わりにフラッシュ・メモリを採用するという参照設計によって、価格を400ドル以内に抑えられるという。同製品は、まずはメキシコ、ブラジル、インド、ナイジェリアから発売される。
(ベン・エームズ/IDG News Service ボストン支局)

