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[米国]
トランスメタ、CPUの特許を巡りインテルを提訴──Pentium、Coreが特許侵害と主張

(2006年10月12日)

 米国トランスメタは、インテルのPentiumおよびCoreがトランスメタの特許を侵害しているとして、米国インテルを提訴した。

 トランスメタによる訴訟内容は、インテルがCPU設計や電力効率など10の特許を侵害したというもの。トランスメタは、Pentium III、Pentium 4、Pentium M、Core、Core 2が特許を侵害していると主張している。デラウェア地区の連邦地裁に10月11日に提起され、トランスメタはインテルに対して、損害賠償、特許使用料、該当製品の販売差し止めを求めている。

 トランスメタの社長兼CEO、アーサー・スウィフト氏は、「両社がライセンス条件の合意に達しなかったため、訴訟に踏み切った。友好的な交渉が決裂し、もはや法廷に向かうのが適切だと考えた」と説明する。同氏によると、交渉は「長年にわたり断続的に行われてきた」のだという。一方、インテルの広報担当者は、同社の弁護士が訴訟を検討する時間を取れなかったとしてコメントを控えた。

 インテルが侵害したとされる10件の特許のうち9件は、スケジューリングやアドレス指定といったCPUの基本的な機能に関するもので、残りの1件は、処理負荷に応じてCPUの電圧を調整するトランスメタの「LongRun」技術に関係するものだという。インテルは近年、CPUの低消費電力化に関してAMDとの間で激しい競争を繰り広げており、このテーマはインテルにとってますます重要な問題となっている。

 なお、トランスメタは1995年に設立され、低消費電力を売りにしたノートPC向けのCPUでインテルが寡占する市場に挑戦した。しかし、ユーザーからは受け入れられず、創業から9年間で6億5,000万ドルの損失を計上した。昨年からはビジネス・モデルを転換し、現在は自社技術のライセンス事業に焦点を絞っている。

(ロバート・マクミラン/IDG News Service サンフランシスコ支局)





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