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[米国]
インテルのクアッドコア・プロセッサ「Xeon 5300」、11月13日発売へ

(2006年10月16日)

 米国インテルのクアッドコア・プロセッサが11月13日に市場に登場する。ヒューレット・パッカード(HP)が同プロセッサを搭載したワークステーションの新製品ラインを同日発表する見込みだ。

 HPは11月13日に、「クアッド・フェスト(Quad Fest)」と銘打ったプレス・イベントを開催して新製品発表を行う予定で、10月12日に報道関係者にその招待状を発送した。新製品の機種や価格の詳細は明らかにしていない。しかし、この新製品は、インテルが計画中のクアッドコア・プロセッサ「Xeon 5300」が搭載され、地震解析や可視化ソフトウェアなどのハイエンド・アプリケーション向けに設計されているようだ。こうしたアプリケーションは、オートデスク、パラメトリック・テクノロジー、ランドマーク・グラフィックス、アンシスなどが提供している。

 同ワークステーションが発売されれば、インテルはAMDに先んじてクアッドコア・プロセッサを市場投入することになる。この1年、レイオフや予想を下回る収益が報じられてきたインテルにとっては重要な勝利と言える。

 一方のAMDは、独自のクアッドコア・チップを2007年半ばに出荷する予定で、基本的に2つのデュアルコア・チップを結合したインテルの製品よりも、自社のモノリシックな設計のほうがすぐれていると主張している。しかし、テストするハードウェアがないため、こうした細部がチップ性能に大きな影響を与えるか否かについてアナリストの意見は分かれたままだ。

 これに対し、インテルのCEO、ポール・オッテリーニ氏は、今年9月に開催された「Intel Developer Forum(IDF)」で自社の設計を擁護し、「顧客はコンピュータ内部でチップがどうパッケージされるかよりも、マシンの純粋な処理速度と性能に注目する」と主張している。マルチコア・プロセッサの特徴は、消費電力の上昇と過熱を回避しながら、PCとサーバのタスク処理を高速化できる点にある。一度に2個以上の命令セットを処理できるため、マルチタスク処理も効率化する。

 クアッドコア・プロセッサは、ゲーム愛好者向け市場にも早期に投入される予定であり、オッテリーニ氏はIDFで、クアッドコア・チップ「Core 2 Extreme」を、デル、ゲートウェイ、ブードゥーPCなど、ゲームPCベンダー13社に出荷する手はずを整えたと語っている。

 また、同社はデスクトップPC向けのクアッドコア・チップ「Core 2 Quad」を2007年第1四半期に出荷する予定だ。クアッドコア・プロセッサ搭載マシンの導入をすでに決めているユーザーとしては、デンバー自然科学博物館のゲイツ・プラネタリウムなどがある。

(ベン・エームズ/IDG News Service ボストン支局)






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