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[米国]
インテル、初の組み込み型クアッドコアXeonを発表

通信インフラや医療用画像処理機器を想定

(2007年04月04日)

 米国インテルは4月3日、カリフォルニア州サンホセ市で開催されている「Embedded Systems Conference」において、通信インフラや医療用画像処理機器などを対象とした組み込み機器向けのクアッドコア・プロセッサ「Xeon E5345」、「同 E5335」の2製品を発表した。

 「Xeon 5300番台」(開発コード名:Clovertown)は、昨年11月に発表されたx86系クアッドコア・プロセッサであり、ミッドレンジ・サーバをターゲットとしている。今回発表されたXeon E5345と同 E5335は、組み込み機器向けのクアッドコア・プロセッサとしては初の製品となる。

 インテルによると、両製品は通信インフラやネットワーク・ストレージ・システム、医療用画像機器など、高速かつ高度な処理を必要とする機器への組み込みを想定しているという。

 今回発表されたXeon E5345はクロック周波数が2.33GHz(同 E5335は2.0GHz)で、8MBのL2キャッシュを搭載する。両製品ともFSBは1,333MHzで、熱設計消費電力(TDP)は80ワットとなっている。価格は両製品とも690ドル(1,000個ロット時)で、4月3日より出荷が開始されている。

 同社の組み込み/コミュニケーション・グループ担当バイスプレジデント兼ジェネラル・マネジャー、ダグ・デービス氏は、「一般的なCT(コンピュータ断層撮影)スキャン画像は1枚16GBだ。今回発表したXeonシリーズを活用すれば、一度に多数の画像を処理したり、分析を実行したりできる」と、同製品が医療用機器に最適であることを強調した。

 インテルはこれまでも、同社のメインストリーム・シリーズである「Core 2 Duo」、「Pentium」、「Celeron」などを現金自動支払機やセキュリティ・アプライアンスなどの組み込み機器向けに出荷している。なお、今回発表されたXeonシリーズは、同社の組み込み機器向けプロセッサの中では最上位の製品だ。

 一方、インテルのライバルであるAMDは、同イベントにおいてATIテクノロジーズのグラフィックス機能を統合したチップセット「M690」を発表している。同社によると、同製品はシン・クライアント、POS、ゲーミングなどを対象としているという。

(ベン・エームズ/IDG News Service ボストン支局)






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