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[米国]
インテル、ゲーム/画像処理向けのクアッドコア・プロセッサを発表

同社クアッドコア製品の中で最速

(2007年04月10日)

 米国インテルは4月9日、ハイエンド・デスクトップPC向けのクアッドコア・プロセッサ「Core 2 Extreme QX6800」を発表した。

 QX6800のクロック周波数は2.93GHzで、8MBのL2キャッシュ、1,066MHzのFSB(フロントサイド・バス)を備える。価格は1,199ドル(1,000個ロット時。日本での価格は14万2,380円)となっている。

Core 2 Extreme QX6800

 QX6800は、これまでインテルがリリースしたクアッドコア・プロセッサ12製品の中で最速を誇る。QX6800の性能はゲーマーやデザイナーの要求にも十分にこたえられると、インテルでは説明している。

 マルチコアのプロセッサは、負荷の大きい作業を複数のスレッドに分割し並行して処理することで、マルチスレッド対応アプリケーションの実行速度向上に貢献する。マルチスレッド対応のアプリケーションはこれまでサーバ用のものが主であったが、今ではガス・パワード・ゲームスの「Supreme Commander」やフラッグシップ・スタジオの「Hellgate London」のように、マルチスレッド対応のゲーム・ソフトも珍しくなくなった。マイクロソフトもこうした流れに加わり、ゲーム・ソフト「Flight Simulator」のマルチスレッド版を今月末にリリースする予定だ。

 インテルのデジタル・ホーム・グループ担当上級副社長兼ゼネラル・マネジャー、エリック・キム氏によると、QX6800はビデオのエンコーディングのような高画質メディア編集にも向いているという。

 インテルは、ライバルのAMDを意識してか、4月に入り新製品を矢継ぎ早にリリースしている。まずは3日に、組み込み機器向けとしては初のXeonクアッドコア・プロセッサ2製品を発表。続いて4日には、IT管理機能を統合した無線ノートPCプラットフォーム「Centrino Pro」を6月に販売開始する計画を明らかした。

 さらに5日、Core 2 Duoの低消費電力版となる「U7600」と「U7500」を発表している。これらの製品は、米国ゲートウェイが5月3日に出荷開始予定の「E-100M」などに搭載される、ウルトラポータブルPC向けのプロセッサだ。

 これに対し、AMDのほうもクアッドコア・プロセッサの開発を急ピッチで進めており、「Barcelona」の開発コード名で知られるサーバ向けクアッドコア・プロセッサ「Opteron」シリーズを今年半ばにリリースする予定だ。

(ベン・エームズ/IDG News Service ボストン支局)






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