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[シンガポール]
【HP APAC Enterprise Media Summit '07リポート】
HP幹部、「アジアでもBusiness Technologyを推進する」とアピール
(2007年05月24日)
ヒューレット・パッカード(HP)は5月23日・24日の2日間、シンガポールでプライベート・コンファレンス「HP Asia Pacific Enterprise Media Summit '07」を開催した。4月に発表された同社の新しいコンセプト「Business Technology(BT)」をテーマに、APAC(アジア太平洋)地域においても、BTに基づくエンタープライズ事業戦略を推進していく構えが示された。
| イベントのホスト役を務めAPAC地域バイスプレジデント/マーケティング統括のエリック・ゴー氏 |
BTとは、ITを実際のビジネス成果に直結させるためのコンセプトであり、HPが提供する製品/ソリューションのポートフォリオとして位置づけられている。低コストでデータセンター構築を目指す「Adaptive Infrastructure(AI)」、ITをビジネス成果に結びつける「Business Technology Optimization(BTO)」、社内の分散した情報を統合し、迅速な意思決定を支援する「Business Information Optimization(BIO)」の3階層で構成されている。
今回のカンファレンスでホスト役を務めた同社APAC地域バイスプレジデント/マーケティング統括のエリック・ゴー氏は、この地域におけるHPのビジネスが、HP全体から見ても際だった成長を続けている点を強調した。続いて登壇したシニア・バイスプレジデント/APAC地域担当マネージング・ディレクターのトム・イアノッティ氏が、HP全社をあげて推進しているBTを、APAC地域でも積極的に推進していくと語った。
| シニア・バイスプレジデント/APAC地域担当マネージング・ディレクターのトム・イアノッティ氏は、CEOとCIOが直面しているITの問題点を指摘した |
イアノッティ氏は、HPが実施した調査結果を基に、今日のCEO/CIOが直面しているITの問題点を話題に取り上げた。「99%のCEOと86%のCIOが、企業の成功にはITが欠かせないと認識しているにもかかわらず、実際にビジネス成果に結びついていると考えているCEOとCIOは、それぞれ43%と35%にすぎない」と同氏は指摘し、ITに対する認識と実際のビジネス成果の間に横たわるギャップを埋めていくうえでHPが果たす役割をアピールした。
「ハードウェアにおけるBTの中核はブレード・サーバである」と語るのは、同社APAC地域バイスプレジデントでエンタープライズ・ストレージ・サーバ統括のアンソニー・マクマホン氏だ。同氏によれば、ブレード・サーバ市場におけるHPのシェアは、米国/ヨーロッパ/中近東/アフリカ地域でトップ、日本を含むアジアでは2位だという。
「日本では予想以上に伸びていないものの、アジア全体では90%もの高い伸びを記録している。日本に関しては、ブレード・サーバへの移行は単にタイミングの問題だろう」と同氏は語り、2008年には日本でも導入が加速するとの見方を示した。
また、今回のイベントでは、5月21日に米国で発表されたばかりのSOA関連ソフトウェア/サービスについてあらためて説明がなされた。ソフトウェアとして追加されたのは、「HP SOA Systinet 2.51」「HP Change Impact Testing」「HP Business Process Testing」「HP Business Availability Center」の4製品。サービスとしては、「HP SOA Center of Excellence」「HP SOA Maturity Self-Assessment Tool」が加わった。これらのソフトウェア/サービスは、2006年に買収した米国マーキュリー・ソフトウェアの資産を生かしたものである。
(山上朝之/Computerworld)
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