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[米国]
マイクロソフト、Windows Update修正パッチの不具合報告に反論
ハングアップ問題の解決には有効と説明
(2007年05月25日)
米国マイクロソフトは今週、Windows Updateで発生するシステム・ハングアップを修正するパッチが役に立たないとの指摘に反論した。同社では、同パッチのインストール時にはCPU使用率が100%に達するものの、ハングアップ問題には有効に機能すると説明している。
このシステム・ハングアップ(svchost/msi問題)は、Microsoft UpdateやWindows Update、または自動更新によりセキュリティ・パッチをインストールすると、CPUの使用率が極端に高くなり、マシンが使えなくなる場合があるというもので、Windows XPをはじめ各種Windowsのユーザーを何カ月にもわたって悩ませてきた。
マイクロソフトは今月、svchost/msi問題を修正する2つのパッチ(「更新プログラム 927891」と「Windows Update Agent 3.0」)を公開し、手動でダウンロードできるようにした。だが、この2つのパッチをインストールしたユーザーは、CPUの使用率がやはり100%に達するとして、これらは役に立たないと報告していた。
こうした指摘に対して、マイクロソフトは今週、この2つのパッチは見かけとは異なり、有効に機能するとの説明を同社ブログに掲載した。
「MSI(Windows Installer)修正プログラムと新しいUpdateクライアントをインストールすると、確かにCPU使用率が100%近くになるが、システムは操作に反応し、ハングアップしない」と、同社Windows Server Update Services(WSUS)チームのプログラム・マネジャー、ボビー・ハーダー氏は同ブログで述べている。
ハーダー氏によると、MSIプログラムの実行時に他のタスクがCPUサイクルを要求するとCPUサイクルは共有されることになるが、システムがアイドル状態のときはMSIプログラムだけがCPUサイクルを占有するという。「タスクがMSIと同時に実行されていると、システムは若干遅くなるかもしれないが、システムはきちんと反応する」(同氏)
また同氏は、「この2つのパッチはシステムのハングアップ問題を解消するためのものであり、CPU使用率の削減は考慮されていない。同パッチのインストール時にCPU使用率が100%に達するのは、想定済みのシステム挙動だ」と付け加えた。
マイクロソフトは5月22日、更新プログラム 927891を、優先度の高いセキュリティ以外のパッチとして、さまざまなパッチ・サービスを通じて配布し始めた。
「この更新プログラムは、svchost/msi問題を包括的に解決する2つの修正プログラムの1つだ。6月には、Windows Updateクライアントを更新するもう1つの修正プログラムも、自動更新サービスを通じて提供する」と、同社はセキュリティ情報ページで説明している。
マイクロソフトのサポート情報ページ(日本語)には、Windows 2000/XP/Server 2003のそれぞれに対応したsvchost/msi問題修正パッチのダウンロード先が記載されている。なお、Windows Vistaはこの問題の影響を受けない。
(グレッグ・カイザー/Computerworld オンライン米国版)
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