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[国内]
「エコシステムの形成でOSSをさらに進展させる」――レッドハットのズーリックCEO

日本が重要な市場であることを強調し、富士通、日立、NECらとの連携に意欲を示す

(2007年06月05日)

米国レッドハット会長・社長兼CEOのマシュー・ズーリック氏

 レッドハットは6月4日、米国レッドハットの会長・社長兼CEOであるマシュー・ズーリック氏の来日記者会見を開き、「OSSエコシステム」の重要性や、日本市場における今後の戦略についての話がズーリック氏から語られた。

 ズーリック氏は、「わが社の売上げのうちの45%が米国以外からの収益であり、アジアの寄与はその中で最も大きい」と語り、特に日本市場が戦略的に非常に重要になると説明した。同社は今年に入って、主力製品である「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)5」や、ミドルウェア製品群「JBoss Enterprise Middleware」の日本市場への投入を相次いで発表しており、日本でのビジネス展開を活発化させている。

 また、同氏は、オープンソース・ソフトウェア(OSS)のさらなる発展には、ソフトウェア・ベンダーやハードウェア・ベンダー、そしてサービス・プロバイダーなどを含むエコシステムを構築・拡張していくことが欠かせないとし、同社とグローバル提携を結ぶ富士通や日立製作所、NECなどを挙げ、連携の重要性を訴えた。

 レッドハットの方向性について同氏は、「製品ベースからサービス・ベースに転換している」と語り、サービスのレベルを上げていくことが今後の課題であると説明した。具体的には、RHELのユーザー企業が世界中のどこにいてもサポートを提供できる環境を整えたいとした。

 その一方で、製品を支えるOSS開発コミュニティ/開発者の重要性についても強調し、今後は開発者の育成や支援を念頭に置いた投資も行っていくことを明らかにした。

 現在、「Unbreakable Linux」を掲げてLinux事業への注力を強めるオラクルは、本家のレッドハットよりも安価であることをアピールしたRed Hat Linuxのサポート・サービスの提供を開始している。こうしたオラクルの動きについてズーリック氏は、「われわれは前向きに考えている。協力することでのメリットもあるだろう」と語った。

(Computerworld.jp)






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