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[世界]
次期Mac OS「Leopard」のベータ版、PirateBayトラッカー・サイトに流出

アップルは法的措置を検討?

(2007年06月22日)

 米国アップルがWWDC(Worldwide Developers Conference)2007の参加者に配った「Mac OS X 10.5(開発コード名:Leopard)」ベータ版が、ファイル共有プロトコル「BitTorrent」を使ったトレント検索サイト「PirateBay」にアップロードされ、同サイトのユーザーによってダウンロードされている。現時点でアップルのコメントは得られていないが、同社は以前、Mac OS Xのプレビュー版をBitTorrentネットワーク経由で公開した学生らを訴えている。

 WWDC 2007で配布された「Mac OS X 10.5 Leopard Build 9A466」がPirateBayに最初にアップロードされたのは、6月19日のこと。多数のユーザーが残したコメントによると、このときはさほど広まらず、シーダー(目的とするファイルの完全なコピーを持つコンピュータ)も1台だけだった。しかし、2回目のアップロード版はアセンブルされている。

 20日夜の時点でも、シーダーは4台のみで、リーチャー(ファイルの断片しか持っていないコンピュータ)の数も181にすぎなかった。だが20日の午後3時(米国東部時間)には、44のシーダーと1,500以上のリーチャーに増加した。

 技術系ブログの「CrunchGear.com」によると、Leopard Build 9A466は、20日に参加者限定のBitTorrentトラッカー・サイト「Oink」にも投稿された。だが、このビルドがPirateBayに流出したことをCrunchGear.comが公表すると、Oinkは同ビルドを削除。これに怒ったダウンローダーらは、怒りのコメントを書き連ね、ビルドの流出を公表したブロガーに当たり散らした。

 PirateBayのリストでは、Leopard Build 9A466の容量は6GB強となっている。だが、“Konelli”と名乗るユーザーはこの数字に懸念を示し、次のようなコメントを残している。

 「水を差すつもりはまったくないけれど、これが本物だってどうやってわかる? 僕がチェックしたところ、WWDCで配布されたビルドは6.94GB(7,450,640,384バイト)のはずだ。ここにあるファイルは、それよりも容量がずっと少ない。こいつが本物だって確認できるヤツはいる?」

 アップルは今のところ、Leopard Build 9A466がPirateBayに流出したことについて、公式にコメントを発表していない。ただ、同社は以前、今回と同じようなケースで法的措置をとっている。

 アップルは2004年12月、Mac OS X 10.4(開発コード名:Tiger)の開発者向けプレビュー版を、BitTorrentを使って配布したとして、3人の人物と氏名不詳のその他25名を訴えた。アップルによると、名前が判明した3人はいずれも開発者向けサポート・サービス「Apple Developer Connection」の会員だったという。

 このときは、アップルの共同創業者であるスティーブ・ウォズニアック氏などが、ブログやその他のオンライン・サイトで寛大な処置を嘆願したため、アップルは譲歩し、3人の被告と和解した。

 当時の報道によると、3人はアップルおよび同社製品に関する情報を二度と公表しないと約束し、そのうちの2人は改悛の情を示す声明を出してアップルに損害賠償金を支払ったという。

(グレッグ・カイザー/Computerworld オンライン米国版)






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