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[米国]
マカフィーの新CEO、セキュリティ製品の現状と将来を語る
「ポリシー管理とデータ漏洩防止製品の提供に力を注ぐ」
(2007年03月07日)
| 米国マカフィーの社長兼CEOに内定したデーブ・デウォルト氏 |
米国マカフィーの社長兼CEOに4月2日付けで就任することが内定したデーブ・デウォルト氏は3月6日、競争の激しい情報セキュリティ分野においてマカフィーの将来は明るいとの展望を語った。同氏は米国EMCでエグゼクティブ・バイスプレジデントを務めていた。
マカフィーのCEOを任されることになったデウォルト氏は、情報セキュリティ・ソフトウェア市場では、コンシューマー分野でマイクロソフトの新規参入があったものの、マカフィーはこの分野で大きな競争力を維持していると強調。「情報セキュリティ・パッケージを求める大手企業の要求に今後も対応できると確信している」と述べた。
マイクロソフトはマカフィーや他の情報セキュリティ・ベンダーに対抗して今年1月初めに「Windows Live OneCare」を提供し始めたが、デウォルト氏は、マイクロソフトを競争相手としてよりもパートナーと見なしているとしたうえで、今後もマイクロソフトと連携を維持し、Windows Vista向けのセキュリティ製品を提供し続けると明言した。
「マカフィーのコンシューマー製品はマイクロソフト製品よりもはるかに先を行っており、きわめて有利な条件下にある」(同氏)
またデウォルト氏は、マカフィー製品「SiteAdvisor」の魅力について、ユーザーをアドウェアやスパイウェアから守り、Webブラウザのツールバーの色分類された警告ボタンによって危険なWebサイトを警告し、電子メールやIM(インスタント・メッセージ)のリンクに危険がないかどうかをチェックできるとアピールした。
SiteAdvisorは基本パッケージを無料でダウンロードして利用できるが、昨年4月にマカフィーがサイトアドバイザーを買収して以来、試用ユーザーは実に4,000万人近くに上っているという。
デウォルト氏は、今後も大企業市場にターゲットを絞り、ポリシー管理およびデータ漏洩防止製品を提供していくと抱負を述べた。「現在、非常に興味深い市場セグメントが見えている。大きなビジネス・チャンスがたくさんある」
同氏は、会長兼CEOのジョージ・サメヌク氏と社長のケビン・ウェイス氏が辞任したのち、昨年10月に暫定社長兼CEOに就任したデービッド・フラー氏の後任となる。サメヌク氏とウェイス氏は、ストック・オプションの不正付与事件に関与した疑惑で辞任に追い込まれた。
起訴状によると、マカフィー幹部は2000年と2002年にストック・オプションを実際より前の日付で不適切に付与されたとされる。詐欺罪に問われているマカフィーの元法律顧問、ケント・ロバーツ氏は、サンフランシスコの連邦裁判所判事に対し、無罪を主張している。
デウォルト氏は、日付け操作に起因する財務報告書の修正が完全に完了したわけではないと前置きしたうえで、会計調査の教訓を製品開発に積極的に生かす必要があると述べた。
「われわれは過去の過ちを踏まえ、最上級のコンプライアンスおよび監査基盤を構築しなければならない。この教訓を最大限に生かす必要がある」(同氏)
(グラント・グロス/IDG News Service ワシントン支局)


