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[世界/国内]
マイクロソフト、「緊急」含む5件のセキュリティ修正パッチを来週配布
「緊急」パッチはWindows 2000 SP4が対象
(2007年09月07日)
米国マイクロソフトは9月6日、定例セキュリティ修正パッチを9月11日に配布することを明らかにした。配布されるパッチは5件で、Windows全般、SharePoint、Visual Studio、IM(インスタント・メッセージング)クライアントを対象としている。
5件のセキュリティ修正パッチのうち、最も深刻な「緊急」ランクのものは1件で、残り4件はいずれも「重要」にランクされている。ただし、「重要」のうちの2件は、リモート・コード実行を許す脆弱性に対応する。詳細については、6日に掲示された「Security Bulletin Advance Notification」に掲載されている。
「緊急」ランクのパッチはWindows 2000 Service Pack 4を対象にしており、同OSの1つ以上の脆弱性を修正する。
一方、「重要」ランクのパッチの1つは、Windows OS(Vistaを含む)に含まれている「Windows Services for UNIX(SFU)」のバグを修正する。マイクロソフト製のSFUはWindowsとUNIXの相互運用を可能にするコンポーネント集で、これをインストールすれば、Windows PCをUNIXのNFSネットワーク共有にマッピングできるようになる。
残る3つの「重要」パッチはそれぞれ、Windows Server 2003上のSharePoint Services 3.0、Visual Studio(2005 SP1まで)、MSN Messenger/Windows Live Messenger(バージョン6.2/7.0/7.5/8.0)のバグを修正する。
今回、Vistaを対象とした修正パッチは1個だけだ。ここ数カ月、マイクロソフトはVista向けのパッチを立て続けに配布しており、8月は9件のうち5件がVistaを対象としていた。
毎度のことだが、マイクロソフトがパッチの詳細を明らかにしないため、修正される脆弱性の具体的な内容を予測するのは難しい。その内容を知るうえで参考になるデンマークのセキュリティ・ベンダー、セクニアのデータベースにも、SFUとSharePoint Servicesの未修正の問題については触れられていない。
MSN Messenger向けのパッチは、先月末に中国語のセキュリティ・メーリング・リストで報告されたWebcamの脆弱性を修正するためのものと見られる。米国国土安全保障省のUS-CERT(コンピュータ緊急対応チーム)が8月28日に公表した報告書によると、最新バージョンのWindows Live Messenger以外は、意図的に改変されたWebcamセッションを通じて、ヒープ・オーバーフローのバグを利用した攻撃を受ける可能性がある(実際の攻撃コードも8月に一般公開されている)。
US-CERTはMSN Messengerユーザーに対し、このバグの影響を受けないWindows Live Messenger 8.1に直ちにアップグレードすることを勧めている。
9月11日に5件すべてのパッチが公開されれば(マイクロソフトは土壇場で配布数を変更することがある)、今年1月〜9月の修正パッチは合計で55件になる計算だ。これは昨年同期と同数である。
5件の修正パッチの配布が始まるのは、米国東部夏時間で9月11日の午後1時から3時の間になる見通しだ。
(グレッグ・カイザー/Computerworld オンライン米国版)
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