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[国内]
インサイト、DB監査ツール「PISO」のSymfoware対応版を出荷

Oracle DB、SQL Serverと合わせWindows向けDBの9割近くをカバー

(2007年12月19日)

 インサイトテクノロジーは12月18日、データベース監査ツール「PISO Version 3.2」の新ラインアップとして、富士通のRDBMS「Symfoware Server V9」に対応した製品を発表した。同製品の出荷は12月19日より開始された。

 「PISO」はもともと、Oracle Databaseを対象としており、Oracle7から11gまでバージョンを問わずに利用できる。また、2007年3月にはSQL Serverにも対応した。インサイトテクノロジーは、今回のSymfoware Server対応版の出荷により、Oracle DatabaseおよびSQL Serverと合わせ、オープン系データベースの78.9%、Windowsデータベースの87.8%をカバーするにいたったとしている。

 PISOの特徴は、DBMSが利用するメモリ空間に直接監視してアクセス/操作ログを取得する「DMA(Direct Memory Access)」方式を採用していること。同様なツールとしては、ネットワーク上のパケットを監視するネットワーク・キャプチャ方式とAudit型(ログ記録機能利用型)があるが、前者は取得ログの正確性・網羅性に難があり、後者はデータベース・サーバへの負荷が大きいという問題があるという。

 インサイトテクノロジーによれば、これらの方式に対してDMA方式のPISOは、取得ログの正確性・網羅性と負荷の軽減を両立させている。加えて、PISOのほかにもDMA方式の製品はあるが、それらは負荷の軽減に力を入れており、取得ログの正確性・網羅性には十分な配慮がなされていないという。

 また、PISOでは、「DMMT(Don't Make Me Think)」というコンセプトを掲げており、データベース管理に熟練したユーザーでなくとも、直感的に利用できるように配慮したWebベースのユーザー・インタフェースを採用している。

 今回出荷されたSymfoware Server対応版は、こうしたPISOの特徴を継承しており、従来のPISOと同じユーザー・インタフェース上でデータベースの稼働状況の監視などが可能になっている。

 さらに、富士通のアプリケーション・サーバ「Interstage Application Server V9」と組み合わせて利用する際に、同アプリケーション・サーバにアクセスするユーザーID/ホスト名を自動取得するなど、新たな機能も追加された。なお、従来製品でアプリケーション・サーバと組み合わせて利用する際には、同様な情報を取得することができなかった。

 Symfoware Server対応版の開発は、富士通の協力を得て進められた。DMA方式の監査ツールの開発には、対応するDBMS製品に関する詳細な情報が必要となるが、Symfoware Server対応版では富士通の協力を得たことで順調に開発が進んだという。

 発表に際し、インサイトテクノジーの取締役で製品開発本部長の石川雅也氏は、「当社の開発メンバーは日本オラクル出身者が多く、Oracle Databaseに関しては豊富な知識があるが、PISOの開発には3年を費やした」としたうえで、Symfowareの開発に携わるコア・メンバーからの協力を得たことで1年で開発作業を完了できたと語った。

(大川 泰/Computerworld)






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