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[米国]
IBM、企業向け検索ソフト「OmniFind Enterprise Edition」の新版をリリース

Lotus製品との連携を強化。日本語表示にも対応

(2008年03月12日)

 米国IBMは3月11日、企業向け検索ソフトウェアの最新バージョン「OmniFind Enterprise Edition 8.5」を発表した。新版では、検索結果を表示するための新しいダッシュボード機能が追加され、Lotus Notes/Domino 8など他のコラボレーション製品との連携が強化されたほか、日本語、韓国語、中国語の表示にも対応した。

 最大の特徴は、「Top Results Analysis」と呼ばれるダッシュボード機能により、検索結果リストをグラフィック表示し、ダッシュボードのバーチャートをクリックして検索結果を絞り込めるようになったこと。IBM Information Managementグループの検索/発見技術担当プログラム・ディレクター、アーロン・ブラウン(Aaron Brown)氏は、「新しいダッシュボード機能のおかげで情報を見つけ出す能力が大幅に向上した」と語る。

 また、コラボレーション・ソフトウェアの「Lotus Quickr Services for WebSphere Portal」や、コンテンツ管理ソフトウェアの「IBM FileNet P8」との連携をサポートするほか、来週発表が予定されているIBMのBIアプリケーションの新製品「ProAct」と組み合わせて、顧客サポート担当のコールセンターで集められたデータも分析できるとしている。

 なお、ProActは、IBMが推進する「Unstructured Information Management Architecture(UIMA)」と呼ばれるデータ分析ツール開発向けのオープンソース・ソフトウェア・フレームワークをベースに開発されており、OmniFind Enterpriseの開発にもUIMAが採用されたという。

 米国Hurwitz & Associatesのパートナー、ファーン・ハルパー(Fern Halper)氏は、OmniFind Enterprise Edition 8.5のダッシュボード機能やテキスト分析機能は、競合のAutonomyやFast Search & Transferなどが提供するハイエンドの企業向け検索ソフトウェアと差別化できるもので、「IBMは、機能強化の方針についてよく考えている」と評価する。

 一方、米国Patricia Seybold Groupのバイスプレジデントでアナリストのスーザン・アルドリッチ(Susan Aldrich)氏は、スタンドアロン・アプリケーションとして設計されている他の企業向け検索ソフトウェアと異なり、OmniFind Enterprise Editionはプラットフォーム的な性格が強いため、中堅および大規模企業の個々のニーズに応じてカスタマイズできると語る。「オープンで拡張性が高いという点に、この製品の重要な価値がある」とAldrich氏は分析している。

(Juan Carlos Perez/IDG News Service マイアミ支局)




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