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[米国]
マイクロソフト、Open XMLアプリのSDKを5月にリリースへ

ISOでの承認をにらみ、ユーザーが迅速に最新仕様へ対応できるよう支援

(2008年03月14日)

 Office Open XML(OOXML)フォーマットはまだISO標準として最終承認されていないが、米国MicrosoftはOpen XML対応アプリケーションの開発キット(SDK)のリリース計画を貫徹しようとしている。

 Microsoftの技術エバンジェリスト、ダグ・マヒュー(Doug Mahugh)氏によると、同社は同SDKの最終ベータ版を4月に、Version 1.0を5月にリリースする計画であるという。

 このSDKを利用することで、Open XMLドキュメントの読み込みや操作などができるアプリケーションを作成したり、Microsoftの従来のドキュメント・フォーマットに対応する既存アプリケーションを、Open XMLに対応するよう移植したりできると、Mahugh氏は述べた。またMicrosoftは、SDKの提供を通じて、Open XMLに変更が加えられた場合に、アプリケーションを最新のフォーマットへ迅速に対応できるよう開発者を支援する考えである。

 「例えば、Open XMLの仕様は、昨年9月に行われたISOの投票で標準として承認されなかったことから、それ以降に大幅な変更が加えられている。今年3月末の投票でISOの各国メンバーがOpen XMLの最新仕様を承認した場合、それらの変更がOpen XML SDK Version 1.0に反映される」と、Mahugh氏は語った。さらに、Microsoftは、Open XMLに将来変更が加えられても、SDKで作成されたアプリケーションとOpen XMLとの互換性が維持されるように、同SDKのアップデートを継続する方針だという。

 Microsoftは昨年6月、このSDKをCTP(Community Technical Preview)版として初めてリリースした。同SDKは、ビジネス・インテリジェンス(BI)やコンテンツ管理などのアプリケーション開発者をターゲットとしている。

 Microsoftは、同SDK Version 2.0のCTP版を今年7月にリリースする計画だ。SDK 2.0の正式版については、リリース時期はまだ未定である。

 米国規格協会(ANSI)の諮問機関であるINCITS(International Committee for Information Technology Standards)に助言を行うV1技術委員会は、先週実施した投票でOpen XMLの承認を支持した。なお、INCITSは、昨年9月の投票でも賛成票を投じている。

 INCITSは3月14日、Open XMLの承認に関して米国の立場を明確化するために票決を行う予定だ。INCITSの規定によれば、今月末に実施されるISOの投票で前回と同じく賛成票を投じるには、14日に行う投票において満場一致で賛成となる必要がある。

(Eric Lai/Computerworld オンライン米国版)




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