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[米国]
マイクロソフト、コンタクト・リストの共有で5つのSNSサイトと提携

Webメールからの招待でもアカウント情報をSNSへ通知不要に

(2008年03月26日)

 米国Microsoftは3月25日、同社のオンライン・プラットフォーム「Windows Live」のユーザーが、コンタクト・リストのデータを5つのSNSサイトと共有できるようにすると発表した。

 SNSサイトの中には、Webベースのメール・サービスからインポートしたコンタクト・リスト上の知人に招待メールを送信できる機能を提供しているところもある。しかし、通常、そうした機能を利用する場合、Webメール・アカウントのユーザー名とパスワードを利用者はSNSサイトに伝えなければならない。つまり、メンバーは、SNSサイトを信頼し、SNSサイトとは別のメール・アカウントのログイン情報をSNSサイトに委ねる必要がある。

 フィッシング攻撃やID窃盗などの犯罪が増える中、ユーザーの間では、そうした情報提供の安全性を疑問視する声が高まっている。

Microsoftが開発した「Windows Live Contacts API」。現在はベータ版が公開されている

 MicrosoftのWindows Live Platform担当ディレクター、ジョン・リチャーズ(John Richards)氏は、今回の決定について、Windows Liveの公式ブログで次のようにコメントした。「ユーザーが自分のコンタクト・リストを自身で管理し、非公式な手段を用いなくてもデータ共有できることを目指したものだ。現在使われている方法では、ユーザーはフィッシング詐欺やID詐欺、スパムなどのリスクにさらされかねない」

 すでにFacebookとBeboのユーザーは、Windows Liveのパスワードを両サイトに伝えなくても、Windows Liveのコンタクト・リスト上の知人をSNSに招待できるようになっている。Hi5、LinkedIn、Taggedも今後数カ月以内に順次対応していくという。

 一方、Windows Liveのユーザーは、「Invite2Messenger」と呼ばれる新サイトを介して、同様のセキュアな方法で、これら5つのSNSサイトを使用している知人をWindows Live Messengerに招待できるようになる。

 Microsoftは今回、新たなAPIを開発し、SNSサイトのメンバーが保有するWindows Liveのコンタクト・リストに対して、SNSサイトがアクセスを要求できる方法を確立している。SNSサイトがメンバーに対し、Microsoftが管理するログイン・ページを送信して、メンバーがそのページにWindows Liveのログイン情報を入力すれば、そのメンバーがコンタクト・データへのアクセスを許可した旨をMicrosoftがSNSサイトに対して通知するという仕組みだ。

 MicrosoftのRichards氏は、「コンタクト・リストの所有権は、サイトの運営者ではなく、ユーザーにある。われわれはユーザーのデータを管理しているにすぎず、その共有方法についてはユーザーが自分で選択できるようにするべきだ」と語った。

(Peter Sayer/IDG News Serviceパリ支局)




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