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[米国/欧州] 【Forrester調査】
企業ユーザーの間でOffice 2007への移行が加速――フォレスターの調査で明らかに

SharePointとの統合効果がアップグレードを後押し

(2008年04月02日)

 米国Forrester Researchは4月1日、米国Microsoftの「Office 2007」を採用する企業ユーザーが大幅に増加しており、今後12カ月間でますますその傾向が強まるとの調査結果を発表した。

 Office 2007を企業が採用する原動力となっているのは、必ずしも人気のビジネス・アプリケーション・スイートだからというわけではなく、Officeクライアント・ソフトとバックエンドのOfficeサーバ、すなわち「SharePoint Server」との統合が魅力的だからだと、同調査では指摘している。Forresterによると、実際、SharePointの導入がOffice 2007へのアップグレードを後押ししているという。

 現在、MicrosoftはOfficeの役割を変化させ、ドキュメント管理やコラボレーション、ユニファイド・コミュニケーション(UC)などを実現するためのフロントエンド・クライアントとして、Officeを位置づけている。

 北米と欧州の300名近くのITプロフェッショナルを対象にした今回の調査において、調査の指揮を取ったForresterのアナリスト、カイル・マクナブ(Kyle McNabb)氏は、「正確なデータではないが、おそらく回答者のうち6割ほどが、単なる最新バージョンの維持ではなく、SharePointとの統合を(Office 2007への)移行の動機としているはずだ」と語った。また同氏は、Officeクライアントとバックエンド・サーバを組み合わせる選択肢が、自社の長期戦略に則ったものだと回答した者が92%に達したと言い添えた。

 「The State of Microsoft Office 2007 Desktop Adoption」と題する今回の調査によると、回答者の43%がOffice 2007を使用していると回答したという。ただし、ユーザーは、彼らが使っているOfficeの全バージョンを挙げることができたので、この数字はOffice 2007への全面的なアップグレードを反映したものではない。なお、Office XPが60%でリストの最上位、Office 2003は46%、Office 2000は20%、Office 97は7%という結果だった。

 また、今回の調査では、今後6カ月以内にOffice 2007を導入する予定だと43%が回答しており、今後12カ月以内の導入を計画していると29%が回答した。

 さらに、回答者のうち43%は、Office 2007の導入がハードウェアのアップグレードと連動していると述べ、32%は導入が全社規模になると回答した。また、25%はプロジェクト単位での導入になると回答した。

 McNabb氏によると、Office 2007への移行を検討しているユーザーの多くは、無料のオフィス・ソフト「OpenOffice.org」や米国Googleの「Google Docs」、米国IBMの「Symphony」の導入も視野に入れていたという。

 しかし、McNabb氏は、MicrosoftのOffice製品からの離反をユーザーに決断させるような製品は現状市場に見当たらないと指摘した。「ユーザーからは、Officeの代替案を検討してみても(Officeからの)移行を決断するには至らなかったとの意見が多く返ってきた」(同氏)

 McNabb氏にとって、今回の調査で意外だったのは、Office 2007へのアップグレードを躊躇するユーザーが予想よりも少なかったことだ。同氏は当初、従業員をオープンソースやそのほかの安価なオフィス・ソフトに移行するとの回答が多く出てくると考えていた。

 「Officeは、もはやWordとPowerPoint、Access、Excelだけではない。デスクトップとサーバ上により幅広いポートフォリオがあり、大いに注目されている」(McNabb氏)

(John Fontana/Network World米国版)






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