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[ドイツ/米国] 【SAPPHIRE 2008】
SAP、非SAPアプリも24時間サポートする新サービス「Enterprise Support」を発表

料金はライセンス料の22%と従来より高め

(2008年05月07日)

 ドイツのSAPは5月6日、米国フロリダ州オーランドで開催している同社の年次ユーザー・コンファレンス「SAPPHIRE 2008」において、SAP以外のアプリケーションに対してもサポートを行う新サービス「Enterprise Support」を発表した。

 同社が非SAPアプリケーションに対して24時間のサポート体制を提供するのは今回が初めてとなる。同サービスの年間使用料はソフトウェア・ライセンス料金の22%で、これまでのサポート・サービスの17%より高めに設定されている。

 新規ユーザーはEnterprise Supportしか利用できなくなるが、既存のSAPユーザーは引き続き従来のサポート・サービスを利用できる。

 SAPのグローバル・マーケティング担当エグゼクティブ・バイスプレジデント、ピーター・グラフ(Peter Graf)氏は、Enterprise Supportについて、「基幹業務システムに問題がないかを常時監視し、システム運用を支援するためのサポート・サービスだ」と語った。同氏によると、すでに200社前後のユーザーがEnterprise Supportを契約済みだという。

 また、新しいサポート・サービスのねらいは、品質チェック/リスク分析サービスを常時提供することによって、「SAP NetWeaver」に対応したSOA(サービス指向アーキテクチャ)ベースの次世代SAPアプリケーションへのユーザー移行を支援することだと、同氏は述べている。

 Enterprise Supportを契約したユーザーのサイトには、管理ツールの「SAP Solution Manager」がポータルとしてインストールされ、サービス担当スタッフは、Solution Managerにより分散システムの状況をリアルタイムに把握できるようになる。

 SAPは、新しいサポート・サービスの限定的な提供を今年3月に開始した。しかし、米国Forrester Researchのアナリスト、レイ・ワン(Ray Wang)氏は、「Enterprise Supportしか選択できない新規ユーザーは、サービスを十分に利用しないまま、高いサポート料金を支払わされることになりかねない」と注意を促している。同氏によると、最近、企業ユーザーの間では、ソフトウェア・ライセンスを巡るベンダーの方針に対して不満が高まっているという。

 SAPPHIRE 2008ではこのほかにも、SAP初のビジネス・プロセス・マネジメント(BPM)製品となる「SAP NetWeaver BPM」などが発表されている。

(Brian Fonseca/Computerworld米国版)





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