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[米国]
マイクロソフト、「BizTalk Server 2009」の公開ベータ版をリリース
現行BizTalk向け「RFID Mobile」アドオンも提供開始
(2008年12月09日)
米国Microsoftは12月8日、「BizTalk Server 2009」の最初の公開ベータ版をリリースするとともに、現行の「BizTalk Server 2006 R2」用にRFIDのモバイル機能を発表した。
BizTalk Server 2009のベータ版は、「Microsoft Connect」からダウンロードできる。同社幹部によると、公開ベータ版は完全な機能を備えており、製品版は2009年第1四半期の出荷を目指しているという。
BizTalk Server 2009の機能セットは、大企業向けビジネス・プロセス・ミドルウェアとしての価値をさらに高めることと、Windows Server 2008や仮想化、「Visual Studio」など、Microsoftの他のソフトウェアといっそう緊密に統合できるようにすることを目的としている。また、フェールオーバー・クラスタリングの拡張や、同社のALM(アプリケーション・ライフサイクル管理)ツールとの統合も図られている。
「この2つの機能拡張は、RFID対応に比べれば地味に見えるかもしれないが、RFIDと同じくらい重要なものだ。BizTalk Server 2009がさらに大企業に訴求していくためには、これらの機能が欠かせない」と米国Forrester Researchの主任アナリスト、ケン・ボルマー(Ken Vollmer)氏は語る。
Microsoftは「BizTalk Server 2006 R2」ユーザー向けに、Windows MobileとWindows CE端末でもRFIDクライアント機能を使えるようにするソフトウェア「BizTalk RFID Mobile」を用意した。これは、BizTalk Server 2009に含まれる予定だ。さらに、RFID標準規格のサポートを追加する「BizTalk RFID Standards Pack」に加え、「Tag Data Translation」と「Low Level Reader Protocol」もリリースした。
BizTalk Server 2009は当初、「BizTalk Server 2006 R3」として開発がスタートした。だが、BizTalkは将来消滅し、代わりにコード名「Oslo」という新製品が登場するとの噂が絶えなかったため、Microsoftは9月にBizTalkのロードマップを変更した。
「われわれは、これまでBizTalkを定期的にリリースしてきた」と同社コネクテッド・システムズ部門で製品管理担当ディレクターを務めるバーリー・カワサキ(Burley Kawasaki)氏は語る。同氏によると、現在Microsoftは「BizTalk 7」(開発コード名)を計画中で、2009年初頭には詳細を明らかにできるという。「今後もBizTalkを2年ごとにリリースすることに変わりはない」と同氏は強調する。
「Microsoftのモデリング・プラットフォームであるOsloは、BizTalkを補完するものであり、モデル駆動型アプリケーションとBizTalk向けアプリケーションとの統合を支援する」とカワサキ氏は話す。つまり、Microsoftは従来のBizTalkユーザーを置き去りにしてまでOsloに全面移行するつもりはないということだ。
ホスティングの場合は、BizTalkのサービスは、Microsoftが10月に発表したクラウドOS「Azure」の.Netサービスにラッピングされるとのことだ。
BizTalk Server 2009は、「Windows Server 2008」「Microsoft Visual Studio 2008 SP1」「Visual Studio Team System」「Visual Studio Team Foundation Server」「Microsoft SQL Server 2008」「.NET Framework 3.5 SP1」をサポートする予定。
また、米国Oracleの「E-Business Suite」と統合でき、IBMの「Customer Information Control System」「Information Management System」「DB2」「DB2/400」「DB2 Universal Database」「WebSphere MQ」などの最新版のために、プラットフォーム・サポートもアップデート済みだ。
同日には「Enterprise Service Bus(ESB)Guidance 2.0」のプレビュー版も発表された。同ガイダンスは、ESB使用パターンを利用するユーザーの規範となるという。
(John Fontana/Network World米国版)
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