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[米国]
Windows XP ProfessionalのカスタムPC向けライセンス販売が再度延期

販売開始から7年経た今も根強く残るXPへのニーズ

(2008年12月25日)

 米国Microsoftが、注文に応じてカスタムPCを組み立てる販売店や卸売業者などのシステム・ビルダーに対して、Windows XP Professionalのライセンス販売期限を再び延長したことが明らかになった。

 Microsoftの広報担当者によると、システム・ビルダーはWindows XP Professionalのライセンスを、少なくとも2009年5月30日まで、もしくはそれ以降も購入できるようになる。これまで、システム・ビルダーにライセンスを供給する中間業者がWindows XPの新たなライセンスを獲得できる期限は2009年1月31日に設定されていた。

 同社の広報担当者は、「Microsoftは来年1月31日まで再販業者からの最終注文の受付を行い、出荷期限を5月30日までとする、より柔軟な在庫管理プログラムを提供する」と電子メールで回答している。

 新ルールでは、各卸売業者は1月31日までにライセンスを買いだめしなくても、この期日までに注文を確定すれば、出荷および支払いは5月末日までに完了させればよいということになっている。一方、システム・ビルダーは、Windows XP Professionalのライセンスを、卸売業者の在庫が続く限り購入できる。つまり、在庫があれば6月以降でも入手可能になる。

 Microsoftは、発売開始から7年が経過したWindows XPの販売期限をこれまで何度も緩和してきたが、今回の措置で支払い期限にも猶予を持たせた形だ。例えば、今年10月には、DellやHewlett-Packard(HP)などの大手PCベンダーに対するWindows XPのOEM販売期限を6カ月間延長し、Windows XP Professionalライセンス・ディスクを2009年7月31日まで継続して提供することを明らかにした。

 OEM版XPには、新しいPCの購入時に、顧客の希望によりWindows VistaからXPへダウングレードした場合のライセンス・ディスクも含まれている。XPをプリインストールした新品のPCを一般消費者が入手できる最終期限は2008年6月30日だったが、それ以降はダウングレード権の利用が抜け道となっていた。

 今年8月までの半年間に販売された新しいWindows搭載システムのうち、3分の1以上がVistaからXPにダウングレードされたという統計もある。(http://www.computerworld.jp/topics/ms/118869.html)Dellの場合、XPにダウングレードしたPCを、新OSの中では低価格で最も人気が高い「Vista Home Premium」を搭載したPCよりも、150ドル上乗せした価格で販売している。

 また今年初頭、MicrosoftはWindows XP Homeの提供期限を、低価格ノートPCに限定で2010年6月30日まで延期することを決定し、その後、低価格デスクトップPCにもこの緩和措置を拡大した。

 Microsoftは、ユーザーに対してVistaへの移行を働きかけているが、今年11月にネットに接続しているPCを対象として行われた調査によると、Vistaの市場シェアは20.5%、XPはその3倍に当たる66.3%を占めるという結果だった。

(Gregg Keizer/Computerworld 米国版)






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